折れた歯を抜歯すると言う。バシバシ抜歯である
さて、前歯である。
転倒して折れた前歯。
ドアノブに引っかけて折れた左の前歯。あまりにボッキリ折れてたので、差し歯も不可とのこと。
あまりにボッキリ折れているのだから、折れたまんまで良いのかと思っていたのだが、そういうわけにはいかないらしい。
折れた歯の根っこの残った歯。これを抜かねばならない。
折れた歯の抜歯をするという、言葉にすると少し混乱する。なんで折れてんのに抜かなきゃいかんねんというストレートな疑問が私を支配する。(どうやら、根っこは放置すると細菌感染とかのリスクがあるので、抜くのが普通みたいだ。)
そんなわけで、昨日、抜いてきたんだ。前歯……というか、前歯の根っこ。
歯を抜いた経験はあったが、時間が経ちすぎて、ことの大きさを理解していなかった。若干の恐怖はあったけど、わりと「のほほーん」と当日を迎えてしまった。
前回の診察で、抜歯の説明をしてくれた時は淡々としていた歯医者さんも、当日は、若干の「おっしゃ、やったるで」感があった。
そこでやっと理解する。
(これはただ事ではない)
と。
歯医者「だいぶ奥だから、削っていくことになるかなぁ……(ボソ)」
どゆこと!?抜くんじゃないの!??歯ぐきに埋まってる歯を削るとは?穴開けんのか!??
麻酔の注射をして、しばし待つ。
歯医者「歯が埋めってるんで歯ぐき切って、開きますからね^^」
ど、ゆ、こ、と!??
想像のビジュアルが恐怖過ぎてホラーだった。血がダクダクでるやつじゃん。牛丼のツユダクを越すダクダクが脳内再生される。怖っ!!
麻酔のおかげで痛みは全くなかったが、クソ恐ろしい。
どうやらちょっと手こずってるらしいのは伝わった。先生も頑張って作業してる。
歯の根っこが一気に取り切れなかったからなのか、不思議がる先生。
「歯の根っこ、割れてたの?なんかあったの?」と、あまりの唐突の質問。上記の理由で、わりとアワアワしていたのもあったし、口あいたままだしで答えられずにいると、歯科助手さんが「わからないですよねー^^」と助け船をくれた。
ここの先生せっかちなんで、それで会話は終わった。助かった。
と、こんな感じで前歯の根っこは無事全て取り除かれたらしい。マジで疲れた。マジで怖かった。
帰宅してからも、ちょっと大変だった。
血が止まらないし、麻酔切れたらジンジン痛むし。
ガーゼ当てて止血したけど、仮歯入れてくれたのもあって、傷口を直接圧迫できない感じだったもんで。
3時間くらい患部の側面からギューって押さえる感じで止血してたけど、なかなか止まらなかった。
ちょっとよくなってきたころに、やっと晩ご飯。血の味と共にいただきました。
うーん、歯を抜くって、おおごとですね。怖い。
そういえば抜歯中に、俳優の北村一輝さんが役作りの為に前歯を抜いたって逸話を思い出したの。
(役作りでここまでするのか。あの人、マジすげえな)って思ったら、ちょっと勇気が湧いたんだよな。
ちなみに、この記事のアイキャッチ画像は、折れた私の前歯の実写真であります。
ぼっきりです。ぼっきり。
みなさん、歯はお大事に。