世に出てるタイヤ論、ポジショントークを疑うと何も信じられん
雪国である北海道を住処としているもんで、面倒くさがりの私でも、きちんとタイヤの交換は怠らない。まぁ、怠らないと言っても、タイヤ交換自体はお店でやってもらうので、私がするのはタイヤを積み込んで運ぶことくらいなのだが。
さて、
スタッドレスタイヤが7年目に突入となった。
これは、変え時だし、買い時らしい。新車を購入した時に履いていたタイヤさんである。
スタッドレスタイヤは、年数が経つとゴムが硬化するので効きが悪くなるので、タイヤに溝が残っていたとしても3~4年という耐用年数が通説らしい。それなのに6シーズンも使ってしまった。去年の自分はいったいなにを考えていたんだろう。たぶん何も考えていないのだ。そういえば前回のタイヤ交換の際、「持ち込みのタイヤ装着しましたけど、もう限界なんで来年は交換してくださいね」とか言われたような気がしないでもない。しっかり忠告されていたのかもしれないなぁと、他人事の如く思い返す。
とはいえ、6年間履き続けるという実績を作ってしまったという、これもまたゆるぎない事実である。そして、前シーズンで危ない思いをした記憶もない。しっかりと安全運転で冬を越したのだ。
となると(え、去年だいじょうぶだったのに、急にスタッドレス機能が失われるの?そんなことある?)という疑問が湧いて出る。「食べ物が、消費期限の翌日になった瞬間に腐って食えなくなる?そんなわけないだろ!HA!HA!」…という、定番の食べ物論議の、スタッドレスタイヤ版である。
ここまでくると、もう、ネットで検索である。調べずにはいられない。答えの出せない問いを延々とエンドレス検索になってしまうのはうすうす感じていたが、抗えない。現代人がよくハマるドツボだ。例外なく私もそれにハマる。
見れども見れども、「3~4年でゴムが硬化するから交換すべき」という意見が大半だった。そうか、やっぱりそうなのか。しかし、反対意見もチラホラある。
「ゴムの硬化と言うが、手で押したり機械で測ったりして、硬くなってるのを確かめたところで、車の重さは1000kgを超える。それだけの重みがあれば、そこまで硬化の影響があるとは言えない」
だとか、
「10年落ちのスタッドレスでも問題なく走行できました」
だとか、
「アイスバーン、ミラーバーン以外ならはき潰したタイヤでも余裕」
だとか、いろいろ。
自分的にちょっとツボだったのが、「アイスバーン、ミラーバーン以外ならはき潰したタイヤでも余裕」というやつだ。アイスバーンとミラーバーンがダメという判断ならば、それはもう紛れもなくダメではないか。どういうツラして「まだ使える派」としての意見としているのだろうか。
そんな感じで、世の中には「中古タイヤでも、〇年落ちでもスタッドレスタイヤ、イケるぜ!」派閥もいらっしゃるようだ。
私も、6年間同じタイヤを履き続けてるので、この派閥に片足突っ込んでるところまではいってるはずである。どうか仲良くしてください。
私なりの結論は、「基本ポジショントークな気がする。そうじゃない意見を見極めるのは困難」というので幕を閉じた。
新品タイヤ売ってる側は「ゴムが硬化!ゴムが硬化!」
中古タイヤ売ってる側は「まだイケる!まだイケる!」
自分の体験談書いてる側は「俺、正しい!俺!正しい!」
必然的にこうなる気がするのだ。
実証実験してるデータとか、動画とか出してるところもあったが、出してるのが中古車販売の会社だったりすると、言い方は悪いが正直ちょっと胡散臭いよな~と感じてしまう私がいる。
さて。
ちょっと話は変わるが、今の車、新車で購入して7回目の冬なのだ。つまり、7年乗っている。
前に乗ってた車は、10万キロを軽々超えて、10年以上乗った。今の車も、何事もなければそのくらい、末永いお付き合いをしたい所存である。そうと考えると、今タイヤを購入するのはちょうど中間地点くらいでベストなのかもしれない。
そう思ったら、即決した。タイヤ、買った。タイヤの耐用年数など、今はもうどうでもいい。
ここまで調べていた数時間、いったい何だったんだろう。マジでなんだったんだろう。でもなんか、スッキリした。これで雪道も去年より安心安全な気が、少しだけする。
ちなみに買ったのは、ブリヂストンのWZ-1っていう、新しいタイヤ。なんか、いいやつ。
なんだかんだ、全部で14万円だった。高ぇよ。