感想を述べる。ネタバレあり
何度目かのドラクエ10に復帰。
まずやるべきはストーリーかなということで、ちょっと行って、世界を救ってきました。
ver.7のストーリー、良かった。楽しかった。
これまでのと比べても、好きなストーリーの上位に入る。
「神話」というやつは、すんごいボヤって伝承として伝わるものだ。
それを、がっつりストーリーに落とし込んで、「おおお、神話って、こんなに生々しいのか」というのを体験できるのは、なかなかスバラシイ。Ver.6もそうだったんだけど神話の答え合わせがたくさんあって、楽しい。
しかも、ドラクエ10だけの事ではなく、ドラクエシリーズの根幹にかかわる設定なのだから、興奮しないはずがない。
「アストルティアとゼニアスって、ロトシリーズと天空シリーズの舞台になる世界って事でしょ!?…うわ、すんげー!うおおおお!!」
…という感じでテンションがぶち上がる。(…え、そうだよね?決めつけてるけど。)
ストーリーが進行する度に、ドラクエシリーズの歴史的な繋がりがチラ見えするのがたまらなく楽しかった。ドラクエ9の主人公っぽいのも出て来たし。
まぁ、
ただ、
一つ、
究極的に、「おいい!!!(ビシィィ!)」とツッコミたい箇所は、あった。
最初のほうにマーカー付けた、「ちょっと行って、世界を救ってきました。」にかかるところなのだが、後述することにする。
ひと息でVer7.5までを振り返る
半年ほどドラクエ10を休止してたけど、ストーリーはしっかり進めていた。残るはVer7.6を残すのみ。
正直、期間空いたからところどころ記憶は曖昧だったけど、大まかな流れは覚えていた……と思う。
姉女神ゼネシアが、妹女神ルティアナの優等生っぷりに嫉妬して、ジア・クト念昌体をわざと呼び込んで手柄を立てようとしたら返り討ちにあってゼニアスが崩壊しかけたのが神話の時代。
長い時を経て、現代。
ゼネシアは主人公を騙して「私が主神になる計画」を発動するも失敗して、ペットに主神の座を奪われる。
こんな話だったはずだ。
ゼネシアが、神としてはマジで無能…というか、人間らしい根性の持ち過ぎなのだ。神なのに人間らしいというのもナンだけど、本当に人間臭いが、過ぎる。それが故、失敗して封印された。
劣等感とか、競争心とか、「いや、そのへん超越してこその神でしょ!?」というツッコミを入れたくなるくらい、人間臭い。…そういえば、ver.6に出てくる天使達もこんな感じだったんだよな。
神とか天使も、人間と同じ目線の高さで物事を語るのが、ドラクエの世界観らしい。
世界を創生したりすごいことできるのに、精神年齢は人間と同等程度なのだ。できればメンタルも超越しててほしかったと思うのは私だけか。
いやでも、それでは物語が始まりもしなければ終わりもしないか。なにも起こらず世界は平和なままは、ゲームにならんのは困る。
よし、ナイスだゼネシア。もっとこじれてくれ。
ぶっちゃけよく分からなかった、ストーリー展開
アストルティアでの「創失」の発生は、ルティアナがホームシックになってメンタルが落ちた時だった。(ざっくり)
ゼニアスでパパゼニスがジアクト倒すのに放ったそれとは別物だったようだ。
「アストルティアの化身」であるポルテに、「創失を招くもの」が入り込み、ポルテが死ぬと、アストルティアも崩壊するという設定。これはVer.7.5で明かされた重要なポイント。
主人公は女神姉妹の記憶を辿り、「創失を招くもの」を消す術を見つけた。ポルテが「世界樹」になって封じるという方法だ。
要は、ポルテを人柱にして、長い年月をかけてなんとかしよう。そういう算段だ。
ところが、世界樹になったポルテはあっさり体を乗っ取られる。
当たり前のように主人公もやられてしまう。創失ビームをくらって、創失の世界へ真っ逆さまである。
(創失して、影みたいな状態になる主人公と、道行く創失ビト。)
ここまで。ここまでは理解できたんだ。
創失の世界には、ポルテがいた。記憶をなくして、何故か緑色の髪の毛になっていた。
そこから、なんやかんやあって記憶を取り戻し、彼女は完全復活した。ポルテ(弟子)の復活である。精神体ではなく、肉体も持って復活した。ついでに同時に主人公も復活した。
どういう気持ちでプレイしていたかと言うと、
「え、なんで!?なんでポルテが肉体持って復活できたの!?意味わかんない!!
でも、ポルテ(弟子)かわいいから、いいっか!そうだな!その方が嬉しいもん!あざとい系のヒロイン、私、好きよ!」
こういう気持ちだ。
分からない箇所はとりあえず見て見ぬふりだ。万事OK。あとでググって考察でも見てモヤモヤをどうにかしたいと思う。
とりあえず、結果が全てだ。
先を進めることにする。
ラストで、"創られた"アストルティア
主人公が創失している間、"世界のつじつま"がおかしくなった。
なにしろ、過去6回もアストルティアを救ってきた私(主人公)を、世界が認識できなくなったのだ。
あんなにも深い絆を構築した魔王たちにも、時飛ばし発動前から知った仲のシンイにも、親戚のメレアーデにも、私の激推しのイルーシャたんにも忘れられてしまった。私、可哀そう過ぎる。
人間と魔族が仲良くしているきっかけすら忘れ去られたのでアストルティアは戦争状態に突入。魔王つるんでた勇者姫アンルシアは、反逆罪で処刑された。超バッドエンドに向かって世界は進んでいく。
創失の世界は時間の経過が遅く、アストルティアは時間経過が早いので、外の世界の状況の悪化は凄まじいスピードで進む。
(主人公を忘れる魔王ユシュカ)
問題はここから先だ。
なんやかんやラスボスを倒して、「おっしゃー!」となったんだが、大ボスを倒したところでアストルティアは崩壊しているし、みんな死んでしまっている。これは、早急になんとかせねば。
この解決方法が、ポルテが、元通りの姿のアストルティアを再創生するというやり方だった。
……はて?
一回死んだ人を創り直して、それって、本人だと言えるんだろうか?
SFの話で、
「どこでもドアのような物質転送装置を実際に作ったら、空間を転移するより、物質そのものを入口でデータ変換分解し、出口で再構築させる方が現実的である」
というのがある。
人間がそれをして転移した場合、「転移先の人、それ本人と言えるのか? 」みたいな議論がある。 なにせ、1回分解して再構成しているのだから、「それって入った時点で死んでるよね?」というやつ。
私は、それは死んでると思うわけだ。
そして、これと同じ事がアストルティアにも起こったのだ。
ちょっと行って、世界を救ってきました。
とりあえず、結果が全てだ。
前述したこの自分の言葉に、「救ってねえし、結果が出せてねぇじゃねえか!!」と、ツバを吐き掛けたくなる。違和感バリバリである。この記事の冒頭に、究極的にツッコミを入れたいといった部分が、これだ。
私の激推しキャラのイルーシャは、死んだ。それっぽいソックリさんがいるけど、あのイルーシャではない。あの時会話した彼女は、紛れもなく死んでいるのだ。うーん、悲しい。
まぁ、ご都合主義な私ですから、ちょっと時間が経てばそんなの忘れて無かったことにして楽しむことは可能なのですが(爆)、とはいえ、違和感を感じてしまったので書かずにはいられなかった次第である。
(よく見ると左下でイルーシャが息絶えてる)
というか、「エテーネの民の秘術」的なので、一回コッキリ時間を巻き戻します!…とかじゃ、ダメだったのかなぁ。もうここまで来たら、なんでもアリっしょみたいな空気もぶっちゃけ感じるし。
そもそも、ルティアナが長い時間をかけて創生したアストルティアを、一瞬で再創生してしまうのも、かなり強引な展開だと思うわけだ。時間を巻き戻すくらいやってもいいじゃないか。
Ver.8のストーリーとの兼ね合いとかで、再創生が苦肉の策だったのかなぁ。キュルルも登場するようだから、また時を渡る物語になりそうだしな。うーむ。
はい。
というわけで、Ver.7をクリアした感想を、思いのままにぶつけて書いてみましたー。
なんやかんや書いたが、おもしろかったのです。
ドラクエ10もVer.8までやってたら、新しい展開考えて辻褄合わせて…と、大変だろうなぁ…というのも想像できるので、若干の同情心みたいのもあったり、なかったり。
Ver.8はどんな物語になるのか。ワクワクであります。
おまけ。崩壊した世界をのぞきに行ったら……
こんな感じに、
(エテーネ村が攻め込まれてる図)
主人公を創失して世界がボロボロになっていくのを見せられた後の、ラスボス戦の直前。いったん休憩のタイミングがあった。
つまり、アンルシアや仲間たちが死んで、世界が混沌状態になっている時だ。アストルティアがどうなってるか、気になるじゃないか。
ので、
行ってみた。
エテーネ村にルーラしてみた。
(平穏な日々を送るシンイがそこにいた。)
普通だった。なにもなっていない。
がけっぷちの村っみたいに、崩壊した感じの演出あるのかと期待したが、なかった、残念……。すげー平和そうでした。
アンルシアやイルーシャのところにも行ってみたが、そちらも、穏やかな感じだった。
これは……どういう事なんだろう。わざとなのかな。意図がわからぬ。これだと、休憩タイム入れないで、そのままラスボス戦突入でも良かった気もしたりして。