医療崩壊、始まる。
岐阜県各務原市消防本部は22日、新型コロナウイルス感染が確認されて20日に死亡した同市の70代男性が、自宅待機中に容体が急変し、搬送先が決まるまでの約2時間20分のうちに心肺停止状態となったことを明らかにした。男性は搬送先の病院で死亡が確認されたが、県は入院中に死亡したと説明していた。
消防本部によると、男性は19日午後6時ごろに陽性と分かり、20日に県内の病院に入院予定だった。20日午前4時半ごろ、男性が急に息苦しさを訴えたため、家族が119番。救急車が到着後、搬送先の病院が見つからず、男性は午前6時40分ごろに心肺停止状態となった。
医療崩壊はすでに起こってるところは起こっているみたいです。
どうして病床数が少ないのか。人員が足りないのか。
どうして病床数が足りないのか?どうして人員が足りないのか?
そういった観点から、コロナウイルスを指定感染症2類から5類にした方が良いという意見がちょこちょこあるみたいですね。
現状2類扱いなので、コロナ患者の受け入れは手間がかかる。
細かいルールがたくさんあるようですが、患者を診るという点でいくと、
- 防護服着る
- 隔離する
この2点が大きい模様。
指定感染症5類はインフルエンザと同じ扱いになるので、医療を提供するという点においては楽になる。
隔離病棟を準備する必要もないので、病床数も増えて人手もいつも通りに戻る。救急車のたらいまわしも無くなる。
ようは、熱が出てコロナウイルス疑いでも、普通の風邪と同じく病院に受診できるようにする。
コロナ患者受け入れのハードルが下がれば重症患者に酸素吸入できる可能性が高まって治癒率が高くなるといった意見。
が、これだと、当然感染対策は甘くなるので、感染者も感染率が上がる可能性は高そう。
2021年1月22日のコロナの死亡者は108人。ここ数日は、毎日100人前後亡くなっている。これを多いとみるか少ないとみるか。医療崩壊して酸素吸入できない人が増えれば、死亡者はさらに加速して増える可能性は高い。
ちなみに、アメリカはすでにコロナで400000人以上が無くなってます。
日本は今のところ5000人弱。
ざっくりですが、日本の人口1億人、アメリカの人口3億人。
人口は3倍なのに、死亡者は80倍。
個人的には、5類にしたら、アメリカみたいな感染状況になってしまうんじゃないかと思ってます。
なにが正解かなんて、やってみてもわからない。難しいですね。
最後に、両方向からの参考になりそうなの貼ってみました。
辛坊さん
「完全防備で受け入れないと酸素吸入もできないから80歳の方がたらい回しで亡くなった。
2類か5類かそれが問題で、、
それを変えちゃうと今までやってた事が全部否定されちゃうから。」本来議論すべきはコロナを医療でどう受け入れるか。厚労省がすべき事。#そこまで言って委員会NP pic.twitter.com/a2vYRXLW4Z
— michicota. (@michico16665341) January 17, 2021