たまたま同じ時代に出くわした僕たち
世の中には先輩後輩という概念がある。
- 1つでも年上であるという事実が相互認識された瞬間に、上下関係が成立する。
- 1年でも早く入社しているという事実が相互認識された瞬間に、上下関係が成立する。
- 1日でも早くその集団に参加しているという事実が相互認識された瞬間に、上下関係が成立する。
人によって程度がある。僕はこの共通認識はあまり好きじゃない。好きじゃないけど、この常識にのっとって社会生活を送ってる。
でも、やっぱりそんな好きじゃない。
自分と違う人生を、同じ時代に生き歩んでる戦友。
言葉にするとこんな感じな気がする。今、初めて文字にした。初めて言葉で理解したかも。
地球ができて何億とかいう長い歴史をほんの一瞬を切り取った今の世界に、偶然にも居合わせた出会い。そこまで俯瞰してみると、10歳離れていようが50歳離れていようが、年齢の差なんて屁みたいなもんだ。
この話を披露すると、『屁理屈じゃん!』と、一蹴されることが、多い。多い。まあ多い事。切ない。
『わかるー--!!』と賛同してくれる人はなかなかいない。かなり真剣になのに。
と、まぁ、理解されないのはいい。とはいえ、年上や先輩というだけで威張りちらすバカ者が世の中には案外多い。……とは思いませぬか?そして、『しょうがない、先輩の言う事だから我慢する』という人も案外多くありません?
先輩アドバンテージを使って威張る人と、それを守るのが秩序だと思って守ろうとする取り巻き。
年齢や経験年数じゃなく、人としての敬意を払ったほうが、自分としてはしっくりくるのだよなぁ。
オチは特になく。おしまい。