
ラジオでも話してみました!→ わっかけラジオ。64
パワハラ上司を嘆願書で倒せるかやってみることにしました。
『もう我慢できねえ。』
……こんな声が職場から溢れている。
パワハラモラハラな『上司A』
このお方のせいで、毎日が暗黒なのです。なんとかしたいし、してあげたい。
……考えてるうちに、手と足を動かして行動してみる気になったので、行動に移してみる事にした。
その方法は、『本社に嘆願書を提出する』という方法。
パワハラ上司の撃退方法が嘆願書ってどうなのよ問題。
嘆願書の効力は薄い。証拠録った方がいい。労基に相談したほうがいい。上司ガチャは運だから諦めて転職したほうがいい。。。。などなど、いろんな意見がある。
……最初にやろうとしたのが、録音だったんだけど、
- 録音バレたら盗聴とかで問題にされそう
- 音声内容で録音した人物の特定される
- 録音したらしたで、音声データチェックに膨大な時間
- パワハラを訴えることになったら、個人名伏せるのはムズイ
……等々、いろんなリスクや、手間や、実現性に難。
ぬるいやり方かもしれませんが直接やりあうことを、極力なくして戦う。
というわけで、職員一同で代表者を立てずに嘆願書を送るという方法をチョイスしました。(それでリスク0なのか?……と言われるとそれもまた違うのですが・・・。)
前提① こういう上司で、こんな環境。
今どんな環境なのか、前提条件。
-
- サービス残業を強要
- 威圧的、侮辱、酷い暴言などで精神的に侵害してくる
- ターゲットを見つけると細かいダメだしが延々と止まらない。
-
- 上司Aが原因で退職した人が、5年以内に10人以上いる。
- 人を思いやる能力が欠如している。
・根底にあるのは、『人を思いやる能力が欠如している』というところに尽きる。
親が亡くなった同僚の慶弔金の申請で、『小遣い欲しいでしょー!?5万いる?申請する??』とか言ってしまう人なんです。
- 態度の改善は見込めない。
- 転勤が無いので、定年まで10年以上このまま。
- 退職者が止まらない
退職者は続出だし、メンタルクリニック通ってる人もいる。
しかし、実際辞めてしまう人は、本当の退職理由は語らず去ってしまう。表向きは円満退社だ。(そのうち誰か訴えないかと期待してるんだけどね・・・。)
前提② 内部通報により過去に内部調査が入ってる
上司Aは内部通報により、パワハラを疑われて調査が入った過去がある。
『内部通報 ホットライン』でググったらセブンイレブンのポスターが出てきました。
こういうやつです。
"上司Aの横暴に職員キレる"というのが短い期間にたて続けに重なって起こり、数人がホットラインに通報するという出来事がありました。(自分が把握しているだけで6人)
何かが起こるかと期待しましたが、『部長が職員と面談して現状を把握する』という微妙な対応。
その面談で窮状を訴えても『まぁまぁ』とたしなめられ、問題解決の姿勢は全く見えず。部長相手に面と向かって本音を言えない人もいたり。
結果的に、厳重注意で終了しました。
上司Aを異動や降格させることができるのでは?……という淡い期待をした内部通報による一連の騒動はこれにて終了。職員一同、落胆。
しかし、この騒動を締めくくるために上司Aは、職員全員に向けて謝罪メールを出していたんですよね。
あ、これ、、、、使えるかも?……と。
部署内の大多数の職員の署名入りの嘆願書を提出すれば、かなり説得力あるのでは?
内部通報が失敗した原因を考えてみた。
職員の数40人 : 通報した人6人くらい
・通報されたサイド(調査する方)から見ると、6人の過激派が通報しただけで、あとの34人は何とも思っていない可能性がある。
・現場の人間以外は現状を維持したいだろう。確固たる証拠が無ければ動くわけがない。
・結果、問題なしと認識され終了。
逆に圧倒的な数で、『上司A無理っす。NO!!』を叩きつければ、一発逆転の可能性もあるかな、と。
上司Aを打倒するポイント列挙すると、
-
- 自身の態度や采配が悪かった事に関して認めて、メールで謝罪している事実。
- 上司Aの性格の改善は無理。反省した態度は1週間で消える。
- 部署内のほとんどの人間が上司Aに『いなくなって欲しい』
内部通報で一時的にでも非を認めた上司A。しかし、改心した生活態度は高い確率ですぐに終わるだろう。
その時に、【謝罪したのに全然治ってない。いい加減にしろ。改善頼む】という内容の
嘆願書を職員の署名入りで本社に提出したらどうなるだろうか?……と思ったのです。
実名入りでなら、僕らの声は会社に届くかな、と。
苦しんでる後輩見るのも、歯向かえない先輩を見るのも終わりにしたい。
いろんな思いがあって、今回、一回だけ、僕が主導で、クーデターのようなことをしでかす決意をしました。
もう、やってやれ。です。
武器は、数。
上司Aの性格上、謝罪して静かになっても1週間も経過すればすぐ元に戻る。
思った通り、横暴なAさんすぐに元通り。すぐにでも嘆願書作戦を決行しようかと思ったのですが、内部通報の件が謝罪メール1通で終わらせられたショックで職場の皆は意気消沈。立ち向かうテンションには程遠かった。
なので、皆のフラストレーションがもっともっと溜まるまで、待つことにしました。
ー 数ヶ月後 ー
思ったより早く時は来ました。
詳細は省きますが、大勢が『カチン』とくる事件が発生しました。皆、カンカンです。
そうとなれば善は急げ。
ググって見様見真似で嘆願書を作成。
嘆願書の内容は、『謝罪メール来たけどあいつ全然変わってないよ!なんとかしてください!!』……という1点。
これに署名をもらって提出する。
※追記 後で聞いたのですが『○○してもらえなければ、○○します』的な文言を入れると効果的だと、教えてもらいました。
ざっくりとした形はできたので、これから具体的に詰めて作っていきます。
もっといろんなエピソードを書いてAさんの横暴さを強調しようかとも考えたのですが、重視したのは署名の数。
『通報あった!調査せよ!』 → 『調査の結果、思ったより平和でした、めでたしめでたし』
で終わらされたのを、
『いやいやいや!こんなに大多数が苦しんだまま!この署名入り嘆願書がその証拠!!なんとかしろ』……方向に持っていく。
あれもこれも書くと、『私はここの一文には賛同できないから、署名できないや』となってしまう可能性があるので、署名してもらえるハードルはできるだけ下げておくことにします。
8割ルールで、武器と安全地帯を手に入れる。
・圧倒的な数で、意思表示をしたい。
・署名してくれた人を不利にさせない。
今回の計画を決行するにあたってこの要素は外せない。
なので、こういうルールで嘆願書の署名を集めることにしました。
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- 部署内全員に声をかけて、8割の数の署名が集まれば、嘆願書を提出する。
- 8割に満たなければ諦める。嘆願書は破棄。諦める。
fa-arrow-circle-right8割ルールにした理由
直属の上司に『NO』を突き付ける嘆願書に署名して社長なり人事部なりに提出する。
せっかく勇気を出して署名をしても少数派になってしまうと、名前が漏れて会社に居づらくなってしまう等のリスクが生じる。しかし、8割超えれば完全に多数派。オカシイのは『私たち』ではなく『上司A』、とできる。
もう一つの理由は、説得力。
仮に40人中20人の署名をもらえたとして、嘆願書を出す側の思考としては、
『署名入りの嘆願書が20人分も集まった!?勇気がいることなのに、よく集まった!すごい!』
となりそうなものですが、受け取る側からすると、
『それって、残り半分はそうは思わないってことだよね?』
と解釈されてしまう。この2つの理由が、8割にした理由。
……現実的に集まる可能性を考えると7割くらいにした方がいいのかな、とかすごく悩んだんです。
でも、7割と8割って、数字の響きだけでもだいぶインパクトが違うんですよね。……なので、ここはこだわって、8割を目標にすることに決めました。ダメだったらスパっと諦めます。
嘆願書完成したら始動。たぶん来週から。
と、そんなわけで、ちょっとやってみます。
まず、8割集まるかどうか。集まって提出したとて何も変わらないかも。……と、不安要素だらけですが、とりあえずやってみます。
動向あったらこちらで報告しますね。
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