ノクティスの中の人のツイート見て思い出した。
FF15を発売直後に購入して、あまりの出来の良さに(皮肉。笑)、憤慨してブログ記事を書いた事を。。。。
……ちょっと載せてみます。
クリア直後に、感情が赴くままに書いた記事です。
DLCが発売前だったり、設定がちゃんと理解してない部分があったりするのですが、どうかご容赦ください。。。
FF15、見事なクソゲーでした。(ネタバレ全開)
自分がRPGに一番求める要素ってのは、ストーリーだ。
いろんな障害を乗り越えて、目的を果たす。
そこに至るまでにはいろいろな展開があり、苦難が、涙が、……と、いろいろなドラマがある。小説、映画、アニメなんかと違うところは自分がキャラクターを操作することによって、より近い位置でそれを体験できるところだと思う。
そして、それら全てがエンディングで集束し、プレイヤーは達成感を得る。
だから僕は、RPGにおいてストーリーがヘボかったら認めることができないんです。
『グラフィックは良かった』
『バトルは楽しかった』
『さすがオープンワールド、広大なフィールドが最高』
などと仰る方もいるようですが、それってクソなストーリーの小説を、
『挿し絵が良かった』
『改行のセンスがいい』
『明朝体ハマってるー!』
と、意味不明な褒め方をしてるように感じてしまうのです。
はい。そんなわけで言いたいことが言いたいことがあります。
FF15がクソゲーだったどーー!!!
( ̄□ ̄;)!!
……メインストーリーがつまらないというよりか、正確には、終始面白く見せる気がないストーリー展開だったってのが正しいのかもだけど。
さぁ、ネタバレ全開で行きやす。
『ゲームだからしょうがないじゃん』……て許容できる範囲も、プレイしてる作品に対して愛がないと、途端に不自然さに我慢できなくなるですよ。
だもんで、ちょっと細かくね?…………というところあったら、そういうことです。
ご了承下さい。
呑気に旅してる場合じゃねぇだろボケぇ!
これ言っちゃうと、他のオープンワールドゲーもみんなそうかもなんだけど(龍が如くとかもそうですね)
最初も最初、第一章の終わりで、自国(ルシス)がボロボロにされ、王様(父ちゃん)も殺されたってのを新聞で知るんだけど、その直後から楽しいのんびりな旅が始まるんだよね。
マジで緊張感0です。
せめてさぁ、中盤以降に持ってこれなかったかね。王都陥落……。
みんなが騙されたウソばっかりのトレーラー。
これ観てワクワクした人、みんな騙されたんです。切ないっす。
ルーナあっさり死亡。
ステラからヒロイン交代!……とか、前情報から色々聞かされてたわりに中盤であっさり死んで退場します。
しかも、パーティに加わるどころか、聴衆の前で演説してるときに、ノクトと軽くアイコンタクト交わした程度しか絡みがないという。。。
指輪ワンコに渡せよ。一緒に契約巡りしろよ!
ルーナはレギス王から指環を託されて、
ルーナ
『ノクトに指環を渡す!渡すよ?渡したいんだーーー!!!……でも先回りして神様にアポとっとかなきゃ!!』
と、護衛も付けずに一人旅。
いやちょっと待とう。ワンコ(精霊)使って手紙のやりとりしてるよね??
指環、ワンコに運ばせればいいじゃん!……で、先回りして一人でやってる意味は???
ノクトと一緒に神様のところに行けばいいのでは??
ノクトとルーナは、作中で一言も言葉をかわすことができなかった。
前述したが、ノクトとルーナは本編でアイコンタクトだけしてお別れしたわけ。
どうやら何年も会っていないし、やりとりもワンコ郵便の手紙だけの様。そんなので結婚とか、やはし王族はこういうの大変だなーなんて思ってたんだけど、いやいや、ちょっと待ちなさいよ。
ノクトさん、さっきからコル将軍やイリスと頻繁にやりとりしてる、それ、何?
……そう、こいつらスマホ持ってるんですよね。
リアルとファンタジーの融合なんて謳ってるけど。。。。。なんだかなぁ。。。
目的が分かりにくい
王都がぶっ壊されて復讐を誓う主人公一行様。まずは、王になるために各地に点在している13ヶ所ある王の墓をめぐることに。
ここまではわかりやすかった。……が、ノクトの急な頭痛から、6神と契約せねばっ。という目的も加わってきます。
メインストーリーのマーカーに従っていけば、最後まではたどり着ける。が、途中から神様の契約の旅がマーカーによって指示されるので、王の墓巡りは、なんか忘れられた存在に。
かと思えばアーデンがあーだこーだ言いに来たり、シガイの話されたり。
情報量不足のストーリー展開と大量のサブクエによる結果、プレイヤーは何を目的に旅をしているかよくわからないままプレイすることになります。
しかも最終的に、王の墓を全部まわらなくても、ゲームクリアできるという……。
…………言葉が出ない・・・。
最初は面白かったバトルだけど・・・・・
バトルが斬新!おもしろい!!!……と、最初は思ってたんだけど、徐々に『あれ?』って思うようになった人がほとんどじゃないだろうか。
途中から仲間が足手まとい過ぎて、ポーションがぶ飲みゲームになるのです。まぁ、避けない避けない。
今作はやたら魔法が強力なのだが、味方キャラにも当たり判定があるのに、味方キャラが全然、魔法を避けてくれない。
仲間巻き添えにして戦闘勝利。……なんだこれ。
オルティシエでの出来事の謎
オルティシエの街にはリヴァイアサンがいて、神凪のルーナがこれを呼ぶ。これが出てきたらノクトが契約を結ぶ。
これが9章での目的らしい。
リヴァイアサンが出現したら住民に被害が及ぶかもしれない、と、この国のトップとノクトが会話するシーンがあります。
首脳会談です。(ノクトは終始タメ口だったなww)
この会話の中で、帝国が介入してきて戦闘になるのはほぼ決まってるだろう、住人を避難させねばっ。と、双方の認識なのに、
何故か儀式直前に大勢集めてルーナ演説を始めます。
もちろん国民はこれから何が起こるかしりません。
そうこうしてたら帝国がお空から進撃。
帝国到着 & リヴァイアサン召喚!!
で、もちろん戦闘状態に。
もうね、この間に、街、ボロッボロww
だからさ、
事前に避難させれやぁぁぁーー!!( ̄□||||!!
……と。
オープンワールドマップ上で行ける町は、1つしかない。
前情報から、インソムニア、テネブラエ、オルティシエの街の名前は知っていたからこれ3つと、帝国に攻めたりすると思ってたから、首都?……的なところくらいは行けて、それをどの程度自由に歩き回れるのか、すげーワクワクしていたんだけだね。
蓋を開けてみると、オルティシエは行けるけどマップ上には無くて、テネブラエは街なんて見れなくて駅降りたところのみ。
はい。レスタルムのみでした。
街、1つ。
これには本当に驚いた。
あとは、車屋さんとレストラン付きの舟乗り場、道の駅が何個か点在するのみ。
マヂオワッテンナ。
仲間の謎設定。謎行動に困惑。
8章くらいに、グラディオラスが突然『ちょっと抜けるわ』と言ってメンバーから抜けます。その理由は一切語られません。そして次の章であっさり帰って来て、
プロンプト
『(おでこ)傷が増えてる』
で終了。やっぱり理由は語られません。
中盤でイグニスが失明 → 主人公に連れていくか置いていくかの選択 → どっちを選んでもついてくる
ついてきたらついてきたで、ちょっと走ったら『おい、空気読めよ!』的な感じにグラディオラスに怒られる。……しかもしつこい。
しかも、そのあとなにもなかったかのように一緒に行動という。。。
この失明、必用だった??
プロンプトは終盤に、帝国にある開かない扉をカシャリと開けてみせます。
『実は、帝国出身なんだ』
突然のカミングアウト。なんと敵対していた国の出身とのこと。しかし、どうしてルシスに来ることになったのか、鍵を開けれる立場にいる理由は一切明かされることはありませんでした。
いやいやいや、なんでよww
コル将軍の空気っぷり
コル
『王の墓を巡って力を手に入れるのだっ!』
と、序盤でとりあえずの目的を教えてくれる彼。パーティに加わって戦闘も一緒にしてくれたりします。
が、それ以降ほとんど出てきません。
すさまじい空気っぷりです。
サブクエは全ておつかいと思え
突き詰めればゲームのイベントなんて全てがおつかいなわけです。
……が、それを出さないように楽しませる。これがゲームの本質だと、私は思うわけです。
サブクエってさ、それ自体にストーリーがあって、ホロリと涙な演出とか、メインストーリーでは触れられない主要キャラの過去を明かす……とか、そういうのが楽しいサブクエだと思うんです。気持ち盛り上がるやつ。
FF15のサブクエは、本当の意味でただのおつかいって言ってもいいんじゃないかな( ̄▽ ̄;)
『討伐してきてー!』
『カエル探してー!』
『ドックタグみつけてー!』
こんなんばっか。うんこです。マジうんこ。
国ってさ、王ってさ。
ルシス王国というでっかい国の王様になった、主人公ノクト。
王都は占領されたが、建物の被害はお城が主で、街はそんなに被害受けてない。……そんな設定だったはず。……ということは、兵力も映画で裏切りまくられた"王の剣"以外はまだかなり残存していると考えていいと思うわけです。
なんていうか、その辺の絡みも一切ない。
ノクト
『指示あるまで○○で待機!期が熟すまでもう少し耐えてくれ!』
……とかさぁ、そういう描写、ちょっとくらい入れれないかねぇ?
ノクトの使命、やっぱつれぇわ
なんだかよくわからない状態で冒険してる自分でしたが、最後の最後でバハムートにやること教えられます。
・お前は真の王だ
・アーデンは真の王しか倒せない
・倒すためにはこん中(クリスタル)で10年くらいパワー貯めるでよ
・アーデン倒すにはあんたの命も必要やけん、死んでね
救いよう無さすぎるストーリー。かわいそすぎるだろが……。
10年じゃなきゃホントにダメだったの?
10年経ったおじさんノクトは、どうやって知ったのかわからないタルコットの車に乗ってハンマーヘッドに向かいます。
ハンマーヘッドに着くと、いつものあの3人が迎えてくれます。……が、……え?10年だよ?10年。……そ、そ、そんなにあっさりしはりますか……っていうリアクション。 なお、この3人からこの10年の出来事については語られる事はありません。
かわりに、ポッと出のタルコット君が"選択式"でこの10年の出来事をまとめてサラリと教えてくれます。
ちなみに、お馴染み乗ってハンマーヘッドにいるけど、10年の月日&シガイの活躍でボロボロになった世界で、オープンワールドに世界を歩いていた"あの世界"完全に別物になります。
ハンマーヘッドの入り口は閉ざされ、外には出れません。
え?オープンワールドは?
10年後の世界にオープンワールドはありません。その救済策でしょう。"あのワンコ"に話しかけるとあの頃に戻って世界を探索できるようになりました。
もうこの頃になるとだいぶウンザリしてたので、もうどういう設定なのかも忘れた。でも、過去の改変とかはできないんだろうなぁーと。だって、ルーナ生存エンドとかできちゃうしね。
ご都合よく遊べるよーってだけの様です。
最後に。
ラスボスのアーデンの考えがよくわからない
なんども。なんどもなんどもなんどもなんどもなんどもノクト達を全滅させることが容易にできたはずのアーデンさん。回りくどいはずのやり方でノクトを真の王に導きまくります。
目的は [復讐] と 言い切る彼ですが、どうもそうは思えません。きっとなにか理由がある。
・シガイを吸収し過ぎた故の"死ねない体"
・真の王しか自分を滅ぼせない。
この二つの事と、アーデンの意味深な言葉の数々から、自分を解放(死)してくれる人を導いている。
"復讐"と"自身の死"が彼の目的なんだ。そう確信していました。
きっとそうだ!アーデンが思わせぶりな意味は、そこにはあるはず!!
……そう思ってからは、某掲示板の『FF15ストーリー考察スレ』的なところに張り付いてROMりまくってました。
そしたら最近、FF15のアルティマニアが発売したらしく、それの製作者インタビューが貼られていました。
おい、バカにしてんのか?(怒)
はぁはぁ……。
なんか、思い出せばもっとホイホイ書きたいことキリがないほど出てくるんだけど、終わりが見えないのでここでやめます。。。