
菅田将暉と仲野太賀と神木隆之介がお笑いトリオでコントしてるドラマ『コントが始まる』
売れない3人がコントを磨いて世の中を爆笑の渦に巻き込んでいく、サクセスストーリー!……と、思いきや、それとは180度違う作品だった。
夢を追いかけていたが諦めていく様が描かれている。その後の人生をどう歩むかの葛藤。成功者の裏にはたくさん成功しなかった人達がいるのだ。
その、成功しなかった側にスポットライトに当てられるドラマでした。
負けたって事が、失敗したって事じゃないと思う
『お笑いコントトリオ』としての成功を10年もの長い間追いかけ続けていた「マクベス」
単独ワンマンライブを開催するも、客席はまばら。
結成から10年の歳月は、着実に『現実』という2文字で3人を縛っていく。
- 売れなかったらいつまでやるのか
- 自分と同級生の比較
- 結婚について
- 親の心配
見ないようにしていた現実は、『解散』という不本意な2文字をチラつかせる。芸人として売れれば全てが解決する。しかし、鳴かず飛ばずで経過した10年という歳月。
3人は、葛藤しながら、解散を決断する。
解散決定してからの物語は、涙なくしては観れなかった。なにかと10年の重みを感じて、イチイチ心にズシーンとくる。
恩師の息子との会話に出てきたこの言葉。
『負けたって事が、失敗したって事じゃないと思う』
すごく好きなセリフ。
このドラマの脚本家さんは、『人生に無駄なんかない』という事を言いたかったのかなと、思ったり。