労働基準法なんて関係ない状況
『労働環境に納得いかない点があり、もう何年も我慢している。
労働基準監督署に訴えたいけど、でもそんなことしらクビになるから言えない。困った。』
と、知人から悩みを打ち明けられた。
聞けば、
- 会社に立てつくと、『明日から来るな』と、平気で人をクビにする会社なんだと言う。
- 過去にはクビ覚悟で労働基準監督署に駆け込んだ人もいたが、結局、自主退職に追いやられた。
とのこと。
しかし、これ、おかしい。
雇い主が従業員をクビにするのは、すごくハードルが高い事だし、「この職場で働き続けたいからなんとかしてほしい」→「よしわかったー!」というスタンスで助けてくれるのが労働基準監督署のはずだから、クビ覚悟で相談に行く事がちょっとズレてるかも、と説明した。
「なるほど。」……と、耳を傾けてくれた。……とはいえ、僕も聞きかじった知識を言ってるだけで、具体的にどう進めるのがベストか?…というのはよくわからん。
こういう時、痛感するのは、無知なのは弱いということ。
どんなに法整備されていたり、相談する場所があったとしても、その存在を知らなかったらなにもできない。
「お前生意気だからクビな。退職届だせ。」
と言われて、退職届を出してしまったらクビは成立してしまうものな。
で、ちょっと学んで見ようとおもって本読んでます。
ちょっと前の本だけど、大枠を知るのには充分だろう。Amazonの読み放題タイトルだし。
知人の力になれたらいいな3割、自分の身を守るために3割、興味あった3割の動機ですな。
じゃ、ちょっと、読んで寝ます。おやすみなさい。