与えるも人は成功する?
今、この本をAudible(オーディブル)で聴いてます。
良いことすると自分に返ってくるよ!
……という、子供の頃に教えられた世の中の理。こいつを真剣に語り尽くす一冊。
大人になるにつれて、社会で人に尽くすのは損なんだと悟ったところがあった。やればやるだけ搾取される構図にウンザリ。優しさを見せるとつけこまれて不利益を被るので、やるとやらないを線引きするのは重要事項。無償で人に与えるのは、損をするばかりだ。
『良い事をすると返ってくる』は、理想論だとか、キレイゴトなのだろうと、無意識のうちにそう刷り込まれていった。
『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』は、人のタイプを、
- ギバー・・・・与える人
- テイカー・・・受け取る人
- マッチャー・・バランスを取る人
に分けて話が進む。
基本的に、過去のギバーの実例を挙げて上記の3パターンについて論じられる。
世の中、うまくやってる人の多くはテイカーだし、それが現実的に正しい解なのかなーと思っていたけど、そうじゃないパターンもあるみたい。最近の自分は、嫌な奴に対抗するには、嫌な奴になるしかないと思っているところが多分にある。こいつを覆すヒントがありそうだなーと思って読み進めてます。