HIKSEMI一択で良いかと。
「PS5用に格安M.2 SSD欲しい。SSDの知識ないからネットで情報集め中」……という人は、
中華製とおぼしき、聞いたことのないメーカーのSSDがヒットする。
いろんな事情で、格安で出回る理由があり、品質の良い中華製SSD
という感じで、だいたい下の3つの商品に辿り着く気がする。(経験談として。2023年6月現在)
動画でもレビュー記事でも、かなりの投稿数で話題になってるので、ネットに落ちてるレビューは信頼性もスピード感も高くて速い。
同価格帯での、細かな違いはこの辺かと。
- NAND型フラッシュメモリが232層?128層?
- DRAM搭載かどうか
- TBWが多さ(書き込みできる回数。SSDの寿命の指標)
- 排熱できてて、温度上昇を抑えれているか
ちなみに私はHIKSEMIのコレ買いました。
HIKSEMI選んだ理由は、DRAMなくても動くし、排熱良いレビュー多いから。
HIKSEMI選んだ理由というか、SUNEASTとHanye HE70を選ばなかった理由といった方が正しいかも。
- DRAMなくても動くのは間違いない
- SUNEASTとHanye HE70の中身一緒らしい
- フラッシュメモリの型が最新型なのはHIKSEMI
- 排熱性能良いレビューはHIKSEMI
DRAM搭載してた方が、データ保持の信頼性が高そうだな。……とか、ボンヤリとはわかる。
……のだけど、無ければ無いで動くのだし、実際使ってレビューしてる人もいる。……それどころか、記録媒体として世に出ているのだ。中華製品でなくともDRAM非搭載のSSDは存在しているわけで。……ならば、無くても大丈夫であろうという開き直りで、私は非搭載で良いという結論に達した。
いちお、Transcendのサイトから、DRAMの説明の転載。
DRAMを搭載したSSDはDRAM非搭載SSDと比較した場合に、パフォーマンスの面で優れています。
これはデータマップなどの頻繁にアクセスするデータを、DRAMへ一時的に格納することによりデータの処理速度を上げているためです。
搭載によるデメリットとして考えられる事は、DRAMは電源が失われるとデータが保持ができません。
そのため、DRAMへ保管したデータをNANDフラッシュへ書き込んでいる最中に電源障害などが発生した場合は、データの不整合や破損/消失する可能性があります。
とはいっても、そもそも通常のSSD自体が瞬断を保証していないので、通常の範囲で使う分には気にしないで良いかなと思えます。SSDにはDRAMキャッシュが搭載されたものと、搭載されてないものが存在します。
搭載部品コストだけを考えると、当然DRAM非搭載SSDの方がDRAMの分だけ(数ドルくらいとはいえ)安くなるので、コストを追及するのであればDRAM無しが良いかもしれません。でも当然DRAMを載せる必要があるから載せていますし、コスト面を考慮しても載せた方が良いと思う点も多くあります。
実際、産業用途で多くのお客様にご採用いただく産業用SSDは、ほとんどがDRAM搭載SSDとなっています。
で、SUNEASTとHanye HE70が、中身がどうやら一緒らしいという動画を発見してしまい。。。
※参照動画のリンクは記事下部に貼ってます
NANDというフラッシュメモリの型が、
YMTC232層→HIKSEMI
YMTC128層→SUNEASTとHanye HE70
と、HIKSEMIの方が最新版。
というわけで、以上の情報を見た結果、私の決断はこっちでした。
購入して1ヵ月経ちましたが、めちゃめちゃ絶好調に動いてくれてます。嬉嬉。
これ書いてる2023年6月時点では、15000円前後で購入可能ですが、今後、もっと安くなったりするのだろうか。
安くなった理由として、
アメリカでSSDの販売に関する規制が強化
↓
中国製のSSDの多くが輸入禁止で在庫に困る
↓
余剰在庫が格安で日本に回ってきた
というのがあるみたいなので、安いのは一過性のものだという可能性もあると推測。。。
できれば今のうちに購入してしまうのが吉なのかな……。
……と、思う反面、こういう記録媒体って、技術の発展とかで徐々に安くなっていくのは当たり前の流れだからなぁ。
値段戻る&徐々にコスト下がる……が同時に起こって、SSDの値段がしばらく横ばいになるという可能性もあるだろうし。
……ともあれ、ガツンと値段下がってる今は、買い時なのは間違いないと思います。
PS5のストレージで困ってる人は、買っといて間違いない。……はず。