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『自慰強要はいじめではない』by 旭川の中学校長
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自慰強要はいじめではない。

 

 

旭川で起きた悲惨ないじめ事件。

 

思う事、言いたいことはいろいろだけど、文春オンラインさんの記事のこの部分をピックアップしてみました。

 

トラブルに対応はしたが「イジメには至っていない」

――加害生徒の犯したことは指導でどうにかなる範囲を超えていませんか?

「相当の問題ですよ。ただ、その問題の背景もすぐさま見ないと。単に現象だけ見ても実際にあったわけですから。たまたまいて(イジメに)絡んだ子もいっぱいいるんですよ。ですから指導はしていますよ」

――どの事件に関して、指導を行ったのですか?

「ですから、その公園で(自慰行為を強要した事件)……。爽彩さんが入院するに至ったことについて、子供の間でトラブルがあったから対応していました」

――イジメがあったということですか?

「さっきから、そこまで至ってないって言ってるじゃないですか」

――イジメがあったから指導したのではないのですか?

「だから指導しましたよ。その時にいたみんなに責任あるだろうということで。子供によっては、何を言ったか分かんないけど調子に乗って言ってたと言う子もいたり。ただ、学校としてはその時の場面だけが問題と捉えてなくて、夜中にLINEでやりとりしてたり、それこそ爽彩さんが出て行こうとしたりとかあった。それはお母さんから聞いたから記憶があるんですけど、そういう一連のことも加害生徒に指導してたんですよ」

「子供は失敗する存在です」「学校としても本当に苦労した」

――自慰行為を強要すること自体が問題だと思いますが。

「子供は失敗する存在です。そうやって成長していくんだし、それをしっかり乗り越えてかなきゃいけない」

 

集団の中で生活していると、圧力や空気や流れによって、逆らえなかったり、異常な事が普通に感じたりすることはある。僕自身も何度も経験がある。

記事を読んだ限り、加害者にはこれから楽しい人生など絶対送ってほしくないし、天罰が下ればいいと思っているのは確か。SNSで晒されて一生苦しめばいいとさえ思っている。

 

しかし、それ以前に、記事の中で驚きの記述があった。

文春さんの中学校長への取材記事だ。

 

――イジメがあったということですか?

「さっきから、そこまで至ってないって言ってるじゃないですか」

 

――自慰行為を強要すること自体が問題だと思いますが。

「子供は失敗する存在です。そうやって成長していくんだし、それをしっかり乗り越えてかなきゃいけない」

 

 

警察は事件が起きないと何もしてくれないという現実が世の中には存在する。

しかし、学校はいじめられた事実があっても何もしてくれない。自殺未遂しても何もしてくれない。自殺しても何もしてくれない。

もう、こんなん、教育者なんて辞めてしまえよバカヤロー!!……という案件だ。なんなんだろうか。

 

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