デカいのか小さいのかワカランわ
召喚獣バトルがウリのFF16
……なのだが、蓋を開けてみると、自分的には少々がっかりな出来だったので、思ったことを書いてみる。
ド迫力のムービーシーン。演出は◎
「ギャーーーーーース!!!」
どぉぉぉぉぉぉぉん……
と、大迫力な召喚獣の演出。
ムービーシーンは、圧巻。かっこよい。
しかし、「ゲーム的にどうなのよ?」という、ゲームとして一番大事なゲームとしての部分がシステム的にもビジュアル的にも、微妙じゃね?……と思うところが。
デカいのか小さいのかワカラン
下の写真は イフリート VS タイタン
バトルに関しては、普段のクライヴと変わらない。
右下のコマンドを見てもらえばお分かりかと思うが、名前が違うだけで、構造は全く一緒だった。
バトルの背景をよく見てもらいたいんだけど、
ただの岩山地帯なわけだ。
なにが言いたいかというと、大きさの比較対象がない。
つまり、巨大化してる感が、ない。
巨大なビルよりもさらに大きい巨体が戦う……とか、足元で人が逃げまどっているとか。
そういう特撮的な演出がないと、ただただ普通サイズの怪獣がケンカしてる画、だ。
なんかざんねん。
とどめがQTEでつまんない
さらに言うと、これ、ほぼイベントバトルだ。イフリート(プレイヤー)もタイタン(敵)の強さとかもたぶん固定だし。
追いつめて倒せそうになったら、
連打してねー
R1押してねー
という、クソ簡単なクイックタイムイベント(QTE)が発生する。
これ、嫌い。なんというか、QTE自体、あんま好きじゃないというのもあるんですけどね。
本来、「自分の操作で、自分のテクニックで勝ちたい」というのがゲームの醍醐味だとおもうんだけど。
FF16は、「映画観てたらボタンアイコン出て来たから押してたら勝ってたわー。」……というのに近い。
これが召喚獣バトル。
ちょっと残念なポイントだなー。