アルテマの目的は、世界の創造だった。
ラストバトルに臨む我らがクライヴ。
ぼんやりとアルテマの目的はわかっていたものの、ガッツリと語ってくれたので、ツラツラと書いていく。
(想像で補完してる部分もあるので違ったらすみません。)
とりあえず、彼は彼で、けっこうギリギリの……というか、そんなに余裕がなかったのかもしれないな、という印象を持った。
世界の創生する。今の世界は捨てる。
アルテマは、ヴァリスゼアの世界の生きものではない事が判明。(宇宙人的な)
アルテマの種族が別の世界に住んでた時、「魔法」を発明した。それと同時に星のエーテル使い過ぎて「黒」の脅威が発生。大地の「黒の一帯化」によって、一族は滅んでしまった。
アルテマ「よし、違う星を見つけてイチからやりなおしだ!」
というので、マザークリスタルに乗り込んで、他の住める場所を探しに出た。……で、ヴァリスゼアを発見。
アルテマ「でもやっぱ、世界をイチから創り直すわ。創生だ!!」
と、大量のエーテルを使って、完全生命魔法「レイズ」を使って創生を計る計画を立案。
しかし、大量のエーテルを集めるのにも時間がかかるし、自分の体もガタがきていた。
エーテル大量に必要 → マザークリスタルを5つ設置
新しい身体が欲しい → 人間を作る
エーテルを大量に集めるために、ヴァリスゼアにマザークリスタルを5つ設置した。時間はかかれど、待ってればエーテルを自動で吸い上げてもらえる状態。ヴァリスゼアの人々は、大地から吸い上げたエーテルが含まれてるマザークリスタルを削って、魔法のチカラという恩恵を受けていたわけですね。
後は、体の代替えの方法。
ずいぶん前から体にガタが来て、精神体として活動しているアルテマ。
代わりの肉体を手に入れるために、「ヒト」を創り出した。
産まれて死んでを繰り返してるうちに、自分の肉体にふさわしい「器」が誕生するだろう。……という目論見。
- 新しい世界を創る
- 新たな"理"で不自由ない世界で過ごす
- 滅んだ一族を復活させる
この辺が、アルテマの目的だ。
家畜と同然の人間に歯向かわれるアルテマ
アルテマとヴァリスゼアの人間、両方人型だし、人語も操れる。
見てる方からすると、対等な立ち位置で争ってるように見えなくもない。
でも両者の関係性ってリアル世界に置き換えると、人間と家畜くらいなんだよな。
人間が豚を飼ってたら、急にしゃべりだして「生きる権利を与えろー!!」と、デモ行進を始めた。……くらいの事が起こったのが、今のヴァリスゼアだったり。
後は待つだけ。
やることはやったアルテマ。あとは待つだけの状態なので、長い長い眠りにつくことにした。
超長~い冬眠だ。
次の肉体候補が現れるまで、ゆっくりと睡眠をとる。
月日はたくさん流れて……。
器としての適性を持ったクライヴ(器)が誕生して、マザークリスタルのエーテル集めも完了しつつある状態になった。
アルテマ「時は満ちた。我、行く。」
てな感じで、アルテマは世界創生の為に動き出した。
しかし、実はこの時すでにアルテマさん、詰んでいた可能性が。
→続く