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『誕生日でした。見え透いたお世辞は効果抜群なんです。』真夜中の独り言 #195
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バースデー休暇というのがあってですね。なんと、誕生日は自動的に休暇にしてくれるシステム。めっちゃ良かった。

が、しかし、働き方改革の発動でもって、有給消化率を上げるべく、これを廃止。

で、

 

  • 数カ月先に有給休暇予約してから予定立てろ
  • 突発給は許さん

 

と、全然嬉しくない環境に突き進んでる僕の職場。クソだ。働き方改革も三六協定も嫌いだバカ野郎。

というわけで、今日は誕生日だけど仕事でした。……いや、贅沢言うなって話ですが、『誕生日は休みである』という習慣を勝手に植え付けられたわけですよ。それなのに、この仕打ち。ひどいじゃありませんか。

 

しまった。

誕生日だと言うのにめっちゃ愚痴しか言ってない。いかんいかん。

 

そんなわけで、41歳になりました。おっさんがさらに深まりました。

せっかくおっさんも深まったので、年取ったからからこそ気づいた話を書いてみる。

 

「〇〇さん何歳なんですかー??」

「41歳だよ」

「ええええー--!!!?見えないー!30代前半かと!」

「いやいや、そんなことないよww(照)」

 

という、わりとよく見かけるだろう、そんなに珍しくない日常会話パターン。

 

僕は今まで、

(み、み、み、……見え透いたお世辞を!!!!……言われた方もお世辞丸出しで微妙だろうに・・・。)

と、傍で聞いててこう思っていた。

 

しかしである。

中年になってから、こういうお世辞をたまに言われる機会に遭遇するようになった。

 

結論から言おう。

めちゃめちゃ嬉しいのである。

 

他人事だと、わざとらしく聞こえるお世辞も、自分事になるとすべて肯定的に聞こえた。

 

見え透いたお世辞には、めちゃくちゃ効力があることが判明した。

 

おもしろい事に気付いてしまったと思ったなぁ。

ちょっと、いろんな人に試してみよう。そうしよう。


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