残業つけていいからって、どゆこと?
主任さんが、ある部下に仕事を頼む時の何気ない一言。
「悪いんだけどさ、この仕事頼める?残業つけていいからさ」
残業をつけていいからさ。
残業をつけてはいけない業務が存在するという裏返しのセリフなんだよな、これ。
働いたら働いた分だけ勤務時間であるという、当たり前にしなきゃいけない部分がナチュラルにできていないがゆえのセリフ。
当ブログによく出てくる前の職場のクソ上司もよく言うんだよな。
「サービス残業なんて普通にあるよ。ある程度は許容しないと。理想と現実。そのくらい普通でしょ?」
という考えの人が多ければ多いほど、職場はどんどんブラック企業化していくのを見て来たから、
これはまずい。
と、ちょっとビビったわたし。
ブラック企業に働き方改革、意味ない
国「働き方を改革せよ」
会社「現場、なんとかせい!」
現場責任者「お前ら定時で帰れよ」
現場「打刻してからやるしか……。」
- 経営側は人件費をかけずに成果が増えれば得をする
- 雇用されてる方は言いなりになりがち
というので、
サービス労働して記録上は短時間で成果出してる職員が評価されて出世する環境だと、出世するにはご奉仕業務をするしかなくなっちゃう。
結果、出世欲があったり責任感強かったりする人は、会社に時間を無料で酷使し続けることになる。
これは、よくないよなぁ……と、思うんです。
働き方改革するより景気良くしてくれよ
景気良くなって賃金増えて雇用も増えたら、労働者は働く場所を選びやすくなる。
要はどこも余裕が無いから人件費出し渋るわけじゃないですか。
働き方にとやかく言う前に、日本の景気をなんとかしてくれよ!!!
……と思う今日この頃。
うーーーん、なんだかなぁ。
おやすみなさい。