コロナ禍なので、世の中の治安を案じる作品!?
コロナ禍だから人が集まれません。なので、交霊術をオンラインやってみます!よし、zoom開け!……と。
ノリ的には、『こっくりさんやろうぜ!』を、オンラインでやったら痛い目にあいました!……という内容の作品。
集まった6人の共通の会いたい誰かの為に危険を犯す……。的な感じかと思いきや、完全にただの悪ノリでやってる会でした。
交霊術を素人だけではできるわけもなく、ガイドの人も用意しており、オンライン上でやり方をレクチャーされる。
ただ、そのガイドが胡散臭いことこの上なく、頼りにならなそうな感じが最初からムンムンしていた。そして、案の定なんの役にも立たなかった。役に立たないどころか、犯罪レベルの詐欺行為だ。だって、連絡取れなくなった挙句、全員死亡するんですもん。
オンラインで心霊現象をガイドして金儲けしようとしてる。……冷静に考えるとなかなかの商売である。そんなわけで、この映画観て学んだ。
映画zoomを見て学んだ教訓↓
『コロナ禍で不景気だから、生き残りの為に商売人は無茶をする。マジで気を付けろ。』
きっと、ガイドの人もコロナ禍でお金無かったんだろうに。うん。きっとそうだ。
人間、切羽詰まると何をしでかすかわからない。
無一文になってお腹が空いたら、強盗する人もいるだろう。窃盗する人もいるだろう。
つまりこの映画の裏テーマは、
『コロナ禍で収入不安定になる世の中は、犯罪や胡散臭い商売が横行するので気を付けて!!』
これである。(んなわけw)
PCの画面のみで構成されるホラー映画
本編が、全てPC越しのウェブカメラ画像のみで構成されてるのが面白かった。基本的に、ずーっと同じ風景で物語は進む。
まだの方はこちらから是非に。
ウェブカメラの画像が続くので、基本的には役者さんのアップが終始続く。
何か起こるたびに恐怖のリアクションが顔のアップ。逆に、フレームアウトしてる時は、音しか聞こえなかったり、一瞬だけチラッと映る演出だったり。怖い。
何に、どういう理由で襲われて、解決策が一切見えない状況。これも、絶望感がプラスされていっそう怖い。
最後のシーンなんて、(あ、これ、来る。。来るぞ来るぞ来るぞ・・・)と、驚かし演出が来るってミエミエだったのに、びっくりして飛んだもんね。
いやー、なかなかどうして、ガチで怖いホラー映画だった。救いようもないストーリーだったのも、あと味が悪くてホラー映画的には良いと思いました。