答えは、自宅待機。病院に行かない。
新型コロナウイルスについての情報が、テレビに雑誌にネットニュース、ネットを介した著名人の見解から一般人の意見まで、様々な意見が錯綜している。
『なんで日本は積極的にPCR検査しないんだ!』……と仰る方とか、発熱 = 病院 と、条件反射的に考える方も少なくないように思える。
この辺、ちょっと違うんじゃね?……ということなどから、自宅待機が現時点では一番妥当だという”根拠”を書いてみようと思います。
・新型コロナの診断が出ても、治療法がない。それはつまり……
新型コロナウイルスなのが判明しても、現時点で治療法はありません。なにもできないのです。
病院に行って仮に新型コロナと診断されても、『帰って休んでください』と言われて帰宅するのみ。
つまり、微熱で病院に行くという行動は、限りなくメリットが少なく、むしろ、いろんなところにウイルスをまき散らすというデメリットばかりが際立つ行為なのです。
・PCR検査で一般人が得られるメリットはない。
『PCR検査で陽性です』
こう診断されたら、家族に対して対策が打てる。とか、ひとまず自分の状況がわかって安心できる。……などと思いがちのようですが、これらも完全に間違いです。
『コロナ PCR 精度』な感じでググっていただければすぐわかると思うのですが、新型コロナのPCR検査の精度は70%くらい。つまり、ざっくり、3人に1人くらいは間違った結果になる可能性があるということ。
集団感染が恐ろしいこのウイルスに対しては、あまりにも無力な数値です。
『PCR検査陰性です』とお墨付きをもらって外出しまくった3分の1の人が、実は新型コロナの感染者でした!……なんて恐ろしいことが起きまくってしまう事態になりかねません。
・致死率低いし、みんな一気に感染した方が早く収束するのでは?
ある意味ではこれも正しいのかもしれないのですが、これになると、必ず起こる事があります。
『医療崩壊』
新型コロナウイルスに罹患して重症化すると、肺炎になります。
肺炎になったらどうするのか?…これの答えは、肺炎の最大の対症療法である『人工呼吸器』です。
日本は諸外国に比べて安定した医療体制が整っている国ですが、当然、数に限りがあるのは言わずもがな。
新型コロナ患者が爆発的に増えた時、病院がパンクして人工呼吸器が足りない事態に陥れば、間違いなく死人が増えます。
発熱時の正しい基本行動は?
- 微熱 → 自宅待機
- 高熱 → 病院へ
物凄くシンプルに、これです。
微熱の時点で新型コロナウイルス疑いなのです。
世界で爆発的に広がりを見せている新型コロナウイルス。
日本は3月28日現在で言えば、感染者は増えているが、ある一定のところで抑えられている感じではありますが、1日~2日で状況は一変してしまう怖さがあります。
『経済活動の停滞の方が心配』と仰る方も多くいて、それももちろん危惧すべきだとは思いますが、まず、元気じゃないと商売できないしなーとか思ったりしている方だったり、医療業界で働いていたりもするので、
『発熱あったら、引きこもる』
これを強く推奨して本記事を終わりたいと思います。
それでは今日はこの辺で。またねー!