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『おかゆ道を説く』真夜中の独り言 #353
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風邪の特効薬、おかゆ

 

風邪ひいた時の、定番の食事。おかゆ。

多くの人は、『弱った体に優しいから。』という理由でおかゆをチョイスしているに違いない。と、決めつけている。

じゃあ、お前はなんで風っぴき時におかゆ食ってんだよ……と、問われた時、私の答えはこうだ。

 

『戦の為である』

 

……と。

ファイティングスピリッツ。

これは病原菌との戦いなのだ。

一刻も早い消化、吸収。そして、エネルギーへの転換。

食った10秒後にはエネルギーを供給している。そんなイメージでおかゆにがっつく。

 

 

昨日、発熱した。

熱は37.9度。鼻水が出て喉が痛い。

週末は二連休だし、なんとしてもそれまでには治したい。

おかゆ食って即寝して治さないと。

 

そんなわけで、ひさしぶりにおかゆ作りをした。

炊飯器のご飯を深めのフライパンに入れ、水を入れてぐつぐつとやる。

クッタクタにして、胃液が無くとも消化できるくらいの柔らかさにしたいので、水はけっこう多めに入れる。

んで、弱火でコトコト。

たぶん30分くらいコトコトグツグツやって、できた。

 

食欲がない時に、味をつけると逆効果で食べれない事がある。

……ので、おかゆは基本的に調味料や具は一切入れない。卵も入れない。

なぜか梅干しはどんなコンディションでも比較的食べれるので、おかゆのおかずは梅干し一択。(梅干しも無理なら塩だけかける)

おかゆって、冷めると美味しくないけど、アツアツのうちだとめっちゃ美味しいのな。

ご飯をさ、限界まで噛み続けると、甘味を感じる瞬間、あるじゃない(あるんです)

あの感じで、このおかゆにも、見えない甘さみたいなのがあるの。(あるんだってば)

 

と、こんな感じで、おかゆ食って即寝して9時間寝たら、今朝には熱下がってました。

めでたしめでたし。

 

 


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