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妻、小学生になる9話の感想。立ち直りの回でした。
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『姉ちゃんの周りはポンコツになる』

弟の友利の言葉通りに、再び貴恵を失い意気消沈する新島親子。

しかし、圭介は違った。

貴恵が戻ってきてくれた意味。再び共に過ごした奇跡。麻衣を悲しみに巻き込んで10年間も放ってしまった後悔。

心を塞いだ麻衣に向かって語りかける圭介。麻衣はその言葉に耳を傾け、心の扉を開いた。

貴恵が10年間もの間、届くことの無い声をかけ続けていた時間が報われた瞬間だった。

 

涙腺崩壊です。

 

いやしかし、ちょっと待った。

最終回まで、あと1話。

全員立ち直ってしまった。どういうことだろう。

 

幽体離脱した万理華が公園に行くと、かつて自分が絶望して泣いていたすべり台に貴恵がいた。

 

万理華『本当にいいの?』

貴恵『もう一度家族に会いたい』

 

そうか、最終回は、貴恵が報われるお話なんだな。

よくよく考えてみたら、本作の登場人物で一番不幸なのは貴恵だ。悲しい姿とかあんまり見せないキャラなので油断していたが、

 

  • 不慮の事故で死ぬ
  • 10年間家族を思い地縛霊化
  • 憑依なのに輪廻転生と勘違い
  • 圭介と再び結婚の約束するくらい未来の可能性を信じた
  • 唐突に万理華の体が借り物だと知る
  • 霊体に戻り現世とコンタクト取れなくなる

 

比較することじゃないかもだけど、不幸の度合いでいったら貴恵の方がかなり上を行ってるんだよなww

圭介、麻衣、友利が元気になったー!前を向いたー!やったー!…で、物語が終わるのは不憫だ。

圭介と貴恵が再婚(?)するという奇跡のハッピーエンドは叶わなかったものの、もう少しだけ幸せになって成仏してもいいではないか。

 

…来週、どんな展開が待っているのか。

 

 

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