人に何かを説明する時の、あの感覚。
弟に、姉に、友人に、後輩に、部下に、子供に。
人に何かを説明したり、教えたりしたという誰しもが遭遇する場面。これ、簡単だと思っていた内容でも、びっくりするくらい苦戦したりしたことってありませんか?
自分は理解したつもりでも、
- キーとなる単語が出てこなくてなかなか言語化できない。
- 理解できたのは前提条件を知っていたから。そこの説明からしなきゃならない。
- 説明できず、自分が全然理解していなかったことに気づく。
なぜなのか。
答えは覚えたつもりになっていただけだから。情報量が少ないという、すごーくシンプルな理由ですね。
説明するという行為は、説明対象の情報を細かく詳細に覚えている必要があります。
しかし、しかしです。裏を返せば、
人に説明できるようになる = マスターした
と言えるはず。
というわけで、本記事のタイトル回収、
最強の勉強法は、人に教える!……です。
『人に説明するようになる = 実際にできる様になってる』
学んだこと全て聞いてくれる人がいればいいですが、そんなわけにもいかないので。誰かに伝えようと考えながら理解を深めることで、理解度はかなり高まるはず。
つまり、脳内で自分が講師になればいい。
人に説明するというのはどういうことか?……というのを掘り下げると、実際に使えるようにする→実際に使ってみる。という事と同じ意味かと思います。
アウトプットしてみて、始めてモノになる。
知ったつもりのことを実際にやってみると、様々な細かい部分の見えてない部分が次々出てきます。
例えば、サッカー観戦が好きだけどプレイはしたことない人が、実際にサッカーをやってみたら、
- 45分間走りっぱなしかと思ったけど、ボールが遠いときは案外休めるもんなのだな。
- オフサイドトラップとか仕掛けるの無理。意思疎通の能力やばすぎ。
- ヘディング、頭めっちゃ痛いじゃん。
- スローインで味方キーパーにボール投げたら捕球して良いんだっけか。
こんな疑問や気づきが山ほど出てくると思います。
これらが、身についていると錯覚して、実は知らなかった事ですね。
アウトプット(出力)が全てのカギを握る。
『人生を豊かにするために、学んで活かすを取り入れよう。』
去年ぐらいに、唐突にこんなことを思いました。
が、学校を卒業もう20年近く。趣味や仕事以外で真剣に取り組んだことって、皆無。
しかも、対価を得ることができるようなものを身に着けたいと思っているものだから、そのハードルは少し高い。
というわけで、まずは学び方を学ぼう!……っていうので、いわゆる【勉強法】の本を数冊読んでみました。
書かれていたのは、
『アウトプットが大事』
どの本もここが強調されており、
人は入力だけでは身につかない。出力してから、やっと脳に刻まれるのだ。
的な内容を、いろんな人が仰られておりました。
そんなわけなので、覚えたことはどんどんネットで配信していく、なんてのもアリかもですね。