7-10月の自殺者16%増加の報
コロナの第二波が来た7-10月の自殺者数が16%増加したとのニュース。
『日本って自殺する人がけっこう多い国らしい』
……こんな程度の知識しかなかったのだけど、実際の数字って、どのくらいなんだろうと気になったので調べてみたら、愕然とした。
日本には、毎年20000~35000人の自殺者が出ている。
16%増とか以前に、こんなにたくさんいるのか…。
1年に20000人とすると、
20000人 ÷ 365日 = 1日の自殺者数平均・約55人
多い…。ちょっと頭がついてこない。。。。
1時間に、日本のどこかで2人自殺してる。
僕の住む札幌はどうなのか調べてみた。
札幌も平均出すと、1日に1人が自殺してる計算になる…。…マジか。
国際的に見たわが国の自殺
日本の自殺者総数は世界第3位、人口10万人あたりの自殺率 (自殺死亡率) で見ると世界第10位、主要国首脳会議 (G8) の加盟国中ではロシアに次いで第2位となっています。「銃社会」といわれ、銃による自殺が多い米国でさえ、自殺死亡率は日本の半分以下ですし、英国に至っては3分の1以下です。経済的に豊かで社会情勢も安定した日本で自殺が多い理由については、まだ不明な点が多いのが実情です。統計データから分かることと実態把握の課題
以上の結果から、平成10年以降の自殺者急増は「経済・生活問題」による中高年男性を中心としたものであり、バブル崩壊後の社会経済的状況の悪化による影響が推測されます。実際この間に「借金自殺」や「過労自殺」といった問題がマスメディアによって報道されています。銀行の経営悪化が銀行の貸し渋りをもたらして、多くの中小零細企業経営者が多重債務者となり、あるいは企業の経営悪化が大量の失業者を生みだし、残された被雇用者も、ひとりあたりの仕事量が著しく増大することで、うつ病などを引き起こした可能性が考えられます。
大人になるにつれて、人間の精神なんて案外もろいもんだってのは痛いほど体感してきた。
でもね、いつか出口はあるはずなんだと。
僕に出来ることはなんなのかなぁ…、などと、答えのないことをグルグル考えながら過ごす夜・・・。