アノニマスコードの感想をツラツラ書いてく
アノニマスコード、クリアしましたー!
いやー、面白かったです。条件付きではあるけど、大満足。
ボリューム少ない
残念ながら、お話しのボリュームが、ちと少ない。
え、、、もう終わり?…と。もうちょっと……ほしかったな。
というわけで、条件付きの大満足の意味は、自分が安く買えたから。
Amazonで1500円で買ったにしては、めちゃくちゃ楽しめました。大満足です。
この記事書いてる時点でもPS4版は2000円以下で売られてるんで、超おすすめです。
もし、フルプライスでしてたら、、、、ちょっと怒ってるかも。
シュタインズ・ゲートに似てる
高岡ポロンという主人公が、セーブ&ロードを繰り返して物語を進めて行く。
失敗したら、セーブ地点をロードして、起こる事を把握して問題を解決していく。ものすごいチート技。
こ、これは、、、、リーディングシュタイナー!??
展開の仕方がシュタゲに似てるなぁ、ニヤリとしてしまう。Dメールよりも、実用面では高性能だけど。Dメールは出たとこ勝負だったもんな。
漫画のコマ割りの演出、好き
テキストを読み込んでいくアドベンチャーゲームなんだけど、絵がたくさん動く。
通常画面でも、動くんで、キャラクターがその場にいるような臨場感がある。
これ、かなり良かった。「うお!めっちゃ動くな!!」と、感激した。(ちなみに、女性キャラはやたら胸が揺れる。こだわって作ったんだろう。)
ところどころで差し込まれる、漫画的なコマ割り演出は、すごく良い。
テキストだけの説明だと頭に入って来ないことがある。
が、この漫画読む感じのコマ割り演出は、すごく良かった。GAIAの説明時の演出は、すごくわかりやすくて、スッと説明が入ってきた。
アノニマスコード、けっこう知らん単語がたくさんでてくるから助かりました。
題材が好き。この世界がデジタルという設定
「この世界はデジタルである」
これ、現実世界でもホントに言われてる説の1つ。イーロンマスクも「我々が住んでいるこの世界は、コンピューターゲーム上で再現されている仮想の世界のようなもの。」と発言していたりする。
で、アノニマスコードは、この、「世界はデジタル」が確定された世界だったりする。
GAIAという地球シミュレータは、地球で起こるあらゆる出来事をシミュレートでして未来予測できる。そのGAIAの中の生命体は、そこに"生きて"いる。
全く同じ世界がGAIAの中にあるならば、GAIAの中にもGAIAがあって、そのGAIAの中のGAIAにも、GAIAがあって。…と、世界は層になっているらしい。
僕らの生きてるこの世界は、何層目なのでしょうね。
こういうの、考えて悶々とするの、楽しい。
残念。短い。後半のすっ飛ばし感
……というわけで、だいぶ楽しませてもらったんだけど……。
うん、短いわ。
後半のすっ飛ばし感が、なんとも残念。
前出した、漫画みたいなコマ割り演出も、後半グッと減る。
畳みかけるようにガガガーっと進んで行って、仕上がりの雑さを感じた。
キャラがたくさん出て来るのに、ほぼ出て来ただけみたいなキャラもいたりして、存在感ない。出て来た意味とは?…みたいなところも残念。
日常パートが圧倒的に少ないんだよなぁ。
作中の時間経過の間に、いろんなエピソード突っ込んで他キャラの話を盛り込んでほしかったな。
ロードして全てなかったことになったりするから、作りづらい背景もあったりするのかな。あ、でもそれはシュタゲも同じか。
未回収伏線がけっこうある
モモARペイントは誰が付けたのか問題が解決しないのが、めっちゃモヤモヤします。
最後の最後にゲームクリアのカギになるから、その疑問もクリアのタイミングで再燃し、なにもわからず終わるっていうw
なんだよそれ笑
アスマが何故ポロンを殺さず泳がしていたのかも、なにか決定的な理由があるんだろうと思ってたけど、何も語られず。
古理久ケントが、ミッションを過激にしていった理由も特になにも語られず。あれ、どう考えてもやりすぎな気がするのだが。
フルプライスで購入してたらキレてる可能性高いw
……というわけで、1500円では充分楽しめたアノニマスコード。
定価の7800円(税抜)で購入してたら、もうちょっと荒々しい憎しみ混じったレポートになってた気がするな、うん。
というわけで、自分の満足度的には60点。フルプライスで購入してたら40点くらいかなw