
自分の価値観を180度変えられる瞬間というのが、人生には何度かある気がする。
ここ2週間ばかり、ちいと忙しかった。
妻が扁桃炎になってダウンしたので、仕事に家事に追われる2週間だったのだ。
ふだんの生活で、妻に頼りきりになってしまってるのが身に染みた。子ども達の明日のご飯の用意に、明日の学校ジャージの洗濯が必要か、とか、なんか、考える事がたくさんいろいろだ。
自分の仕事も時間が不規則で、6時出勤があったり12時間勤務があったり。深夜0時に帰宅して次の日ご飯支度はしたくないので、前日に2日分のご飯の作り置きを考えたり。毎食カップラーメンで済ませるのもどうかと思うし、とか考えると、「あーーーーー、めんどくせぇぇぇ!!!!」と、池袋ウエストゲートパークの長瀬智也ばりに叫びたくなった。
結局、鍋に、なんか大量に作っておけば2日は食い繋いでくれるという策に落ち着いた。カレーと、鍋料理が主戦力になった。豆乳鍋が人気でした。
ふう。
妻は偉大である。
さて。
食洗器である。
引っ越した時から備え付けてあった食洗器。
最初にお目にかかった時は、「なんと便利な近代兵器が我が家に登場したものだ!」と興奮したものだが、いざ使ってみようとすると、
- 予備洗い(ササっと流す)
- 食器全部は入らない
- スタート押してからけっこうかかる
というのがわかって、「逆にめんどくせえ」と、私は食洗器アンチに成り下がった。
こんなに制限(?)されるなら、最初から最後まで手洗いした方が早い!と、自分は頑なに食洗器を使う事をしなかった。
しかし、今回、少しでもラクがしたいと、食洗器の門を叩いた。存在意義すら否定していたくせに、なにをいまさら!……と、食洗器の神様、あるいはメーカーさんに顔を背けたい精神状態の中、自分の吐いた唾を自分で飲み込むが如く、食洗器のスタートスイッチを押したのだ。
まぁ、なんとラクな事か!
ボタン一つで、洗いからすすぎから乾燥までしてくれる。
食器を置いておく場所も、食洗器の中にとりあえずは納まるわけだから、かさばらない。
すごい、すごいよ食洗器。最高かよ。
人生、自分の価値観を180度変えられる瞬間というのが何度かある気がする。
これを素直に受け取って、より良い方向に進路変更してあげる事は大事だとおもう今日この頃。
ほら、年とると頑固になるっていうから、ちょっと気を付けたいじゃない。








