梅雨でよくね?
北海道には梅雨がない。
道民の間では、わりと有名な話しだったりする。北海道外のみなさんは知ったこっちゃない話でしょう。そうでしょう。
ところが、だ。
5月の後半から6月あたりに、雨が降りやすい時期が、北海道にもある。
『蝦夷梅雨(えぞつゆ)の時期かー』
とか、
『北海道にも梅雨があるって知ってる?蝦夷梅雨って言うんだよ』
この時期、こんな会話がされがちである。
もうそれ、普通に梅雨でよくね?
……というのが私の意見だったりする。
北海道には梅雨はないんだけど、実は梅雨があります。蝦夷梅雨です。……って、なんかアホっぽいじゃないか。
北海道にも梅雨はあるのです。以上!……てなもんです。これで良いではないか。
蝦夷梅雨の正体
……と、ずっと思っていたのだが、ちゃんと明確な理由があった。
雨が降りやすい気候の状態が違った。
梅雨前線が北上して梅雨入り→梅雨明けになる。梅雨前線は北海道までは来づらい。よって、梅雨はない。
蝦夷梅雨というのは、オホーツク海高気圧が北海道に張り出して、冷たく湿った空気が流れ込む。
そのため天気が崩れやすく、雨も降りやすくなる。こういう事らしい。
ほほぉぉー---。確かに。
梅雨って、梅雨前線の『梅雨』だもんな。梅雨前線関係なかったら梅雨じゃないわな。
なんだろう。無知ってはずかしい。やっぱ蝦夷梅雨って区別は理にかなっていたようだ。
……が、『梅雨とは』でググったら、
『梅雨(つゆ)とは、日本の初夏に訪れる雨が多い時期のこと』
と定義されていた。
雨が多い時期であれば、梅雨と名乗り出てもよさそうではある。となると、やっぱ蝦夷梅雨廃止して、梅雨で統一していいと思うんだ。
いやー、うん。マジどっちでもいいすね。笑
じゃ、おやすみなさい。