人にモノを教えることになったので……
入社してから早いもんで、半年が経過した。
なんといっても、有給が付いたのが嬉しい。嬉しい。嬉しい。ふっふふ。
はて、さて。
なぜか急に、今持ってる仕事を新人さんに引き継ぐ事になった。
まさか入社半年で人にモノを教えることになるとは。びっくり。
前の職場では教える立場で、転職後に教えてもらう立場になり、……の今である。
『教わる』を、こんなにがっつりとやったのはずいぶん久しぶりだったもんで、『教える』…を実践するには、今が、もしかしたら一番いいタイミングなのかもしれない。
どうやって教えられるのが嫌だったか、の、逆をやればいいのだよなー、なんて思いつつ。
待つのって、重要だよね。
教える側の説明力とか、教わる側の理解力というのも大事な要素だけど、そこはとりあえず置いて置く。
とにかく、一度自分で成功しないと、身に付くものではない。
小さな成功体験の積み重ねが、自信とか実績とかになる。
聞いてだけ、見ただけの知識ってやつは、なかなか使い物にならないものだ。
……という考えを持ってるので、
『よし、さっき教えたこの作業やってみて!』
「わかりましたー!……んと、…………」
『違う、これ、こうだよ』
サササっ
と、即座に修正して作業をストップさせて答えを言い、しかも、代わりにやられてしまうと、全然記憶に定着してくれない。
いや、ちょ、待てよ。
……と、キムタクばりの待てよを心の中で叫んでしまう。ツライ。
また、次の行程を先に言われてしまうと、全体の流れも把握できない。
30分刻みで作業工程があるとしたら、一日の行程表を渡して、なるべく放置するのが良い。
次なにをするのか、その次は……と、先々を考える事で記憶の定着率が上がる。
他人事を、いかに自分事に思えるように持って行くかがポイントかなぁ……と。
はて、新人研修はまだまだ続くのである。がんばる。