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『時間がもったいない感覚、何歳の時から持ったっけ?』真夜中の独り言 #360
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取捨選択が終わらない。

 

中2の娘と、「今注目のアニメは?」……的な話しをしていた時だ。

 

『2話見たら1時間かかるからなぁ……。時間が足りない。』

 

と言い放った。

 

僕の中での、時間が足りないという概念は、子供が生まれてから感じた感覚。

それまで、まぁ無計画に行き当たりばったりに生きてきた。時間なんてまだまだたくさんあるじゃーん、と、漠然とした意識。

時間がもったいない、やることが溢れてる。あれを片つけて、これを片つけて、とやりだしたのは、30歳を過ぎてからだ。

 

アニメを2話見て1時間かかるのがもったいないって感覚。その境地に、13歳の子供が達している。

衝撃である。

まぁ、そのもったいない理由は、スマホのゲームやYouTubeを見る時間が減るという意味なのだが。

……部活して家での勉強時間に、家でやれる数々の娯楽。

自分が中学生の時は、今ぐらい多くの選択肢はなかったからな。

あれもこれも、……になることができなかった。

 

これを良しとするのか、悪く考えるのかはよくわからんが。

 

選べるものが多いからって、必ずしも幸せとは限らんのかな。なんて思う今日この頃です。

取捨選択の時代。これはこれで大変だなぁ……。なんて思いながら。

 

おやすみなさい。

 

 


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