東京卍リベンジャーズ1~4巻、ざっとあらすじ。
- 橘 日向(ヒナタ)と橘 直人(ナオト)の死亡が報道される。(東京卍会の抗争に巻き込まれた)
- タケミチが駅のホームで線路に突き落とされる。
- タケミチ、12年前の中学生時代にタイムリープ。(肉体はタイムリープせず。当時の体に現在の魂が入り込む格好)
- 不良に絡まれてるナオトを、タケミチが偶然助ける。12年後に起こることを話し、『直人、強くなれ』→現在に帰還。
- 電車に轢かれそうになったタケミチを救ったのはナオトだった。
- タケミチの言葉を信じたナオトは警察官になっていたので、死ななかった。→過去から未来の改変成功。
- しかし、ヒナタ死亡は変わらず。タケミチはタイムリープ能力を使ってヒナタを救うことを決意。
- タイムリープのトリガーは、タケミチがナオトに触れる事で発動することが判明。
- 東京卍会の過激化はドラケン(東卍のNo.2)死亡が原因と推測し、過去改変に乗り出す。
- 12年前の東京卍会 VS メビウス抗争。タケミチの働きでドラケン死亡回避に成功
- 現代に戻ると、歴史が改変されていた。ヒナタ→生存
- タケミチとヒナタが作中の現代で、初対面を果たす
- ヒナタはこの12年間、タケミチを想い続けていることが判明。
- 停車中の車にトラックが突っ込む。タケミチの目の前でヒナが殺される。
- 犯人は旧友のアっくん
- 改変前の世界でもアッくんは東京卍会に逆らえず苦悩していた事実
- タケミチは、元を正さなければ不幸のループから抜け出せないと悟る
18.『オレが東卍のトップになる』
切なく、そして熱い展開。。。
12年間会っていなかった、疎遠になった元彼女を救う。12年間自分を想い続けてるミラクルが発覚。
で、一気に 振り出しに戻るという悲しみ。悲しみが過ぎます。。。。。
記憶は引き継がれない?
歴史改変直後のナオトのセリフで、『調べてみたらそもそも、姉さんの死んだ事件すら起きなかったようです』という箇所。
タケミチの(このセカイではオレがヒナを振ってるのか!?)という記憶の食い違い。
過去を改変した本人たちの記憶は自動アップデートされないようですね。
しかし、手を刺された傷跡はがっつり残っているので、肉体は確実に12年の歳月を改変後からの地続きで存在してる。
タケミチは自分で行動しているので覚えてるの合点がいくが、ナオトの記憶まで改変前と繋がってるのが少し不思議に思った。
ナオト目線で考えると、突然目の前の世界がバーッと変わって、急に世界が変わるわけだ。すごい驚きそう。
今のところ、セカイが変わる観測をできるのは、タケミチとナオトの二人。
展開によっては、観測者は増えて行くかもなぁ……なんて思ったり。黒幕とか。
矛盾点
本作では過去改編により、コロコロ未来が変えれるのがわかったわけだが、謎が多い。
タケミチが線路に落ちた際に過去にタイムリープしたが、ナオトに触るのがトリガーという設定から外れている。
自分の力だけで能力を発動できる条件が、明かされてない設定として存在するのかもしれないが、現時点だと不可解。
タイムリープ発動(自力)→ナオト生かす→線路から救出される
とすると、能力発動に疑問。描写は無かったが、電車に轢かれかけた時にナオトが助けに来た瞬間に触れた為能力発動したと考えると、
タイムリープ発動(ナオト)→ ナオト……そもそも死なない
という、おかしな矛盾が出る。
鶏は卵が先か、鶏が先か論争みたいな感じで、タイムリープもののこういった矛盾点と真剣に向き合うのは野暮なのかなぁ……とか少し思いつつ。納得できる裏設定が後に明かされるのも期待してます。
……といっても、まだ4巻までしか読んでないしな。
では、5巻行きます。