たった一つの事で、”いいわけ” は "説明" に変わる。
失敗しない人なんてのは、なかなかいない。
でも、同じ失敗してるのに、悪い印象にならない人、いますよね。
謝りかたひとつで、こんなに印象変わる……というお話。
誰かが誰かに謝っている。そんな状況に、たまに出くわすじゃないですか。
その姿を見ていて、『あぁー、それもったいない。印象いくない!』と心の中で思ってしまうことが何度かあって。
ほんとにちょっとの事で誰でもできるので、需要あるかと思って書いてみました。
その答えは、謝罪する時、先に説明しない。
つまり、
待つ
これだけです。笑
聞かれる前に説明 → いいわけ
内容やタイミングにもよるので、全部がそうだとは言えないのですが、
- 聞かれる前 → いいわけ
- 聞かれた後 → 説明
の判定になることが非常に多い!
例を出してみます。
会社の上司から、Aの資料を100部と、Bの資料を20部作成するように頼まれました。
しかし間違えて、Aの資料を20部、Bの資料を100部作ってしまいました。
上司
頼んだ数と違うんだけど!?
部下
大変申し訳ございません。。。
上司
なんでこうなったんだ?
部下
実は……、急なお客様対応、A先輩からも資料作成を命じられておりました。
時間がなく、焦って作業してしまいました。
時間がなく、焦って作業してしまいました。
これだと、理由を聞かれてからの発言になります。
聞かれて答えているので、よっぽど非がある場合でもなければ、言い訳になりにくいです。
これだと『次から気を付けてね』という会話展開に持っていきやすいです。
上司
頼んだ数と違うんだけど!?
部下
大変申し訳ございません。。。
実は……、急なお客様対応、A先輩からも資料作成を命じられておりました。
時間がなく、焦って作業してしまいました。
実は……、急なお客様対応、A先輩からも資料作成を命じられておりました。
時間がなく、焦って作業してしまいました。
上司
言い訳するなーー!!!!
これ、読んでるだけでも、『いいわけすんな!』……って、言いたくなる会話展開だと思いませんか?
説明している内容は全く同じなのに、印象がこんなに違うんです。
沈黙を怖がるな!
ポイントは、聞かれてから答えること。
会話の流れ的に、自分が話す間だと空気を読んで話してしまうパターン、あると思います。
そこは、がんばって沈黙に耐えましょう。笑
大丈夫です。ものの何秒です。
お得意様が怒っている場面。
お得意様
ありえない!!!ふざけてるの!!?
私
私共の不手際でございます。
大変申し訳ございません。
大変申し訳ございません。
お得意様
……………。
私
…………………………。(汗)
で?なんでこうなったの?
こんな感じで、相手から質問させるように、多少強引にでも仕向けます。
自分から聞いて、つじつまの合う説明を聞いたあと、さらに詰めてくる人って少ないと思うんですよ。人間の心理的に。
ここまでできれば、この後の展開でクソ長い説教になって大きなトラブルに拡大する確率はグッと減らせます。
……まぁ、僕の体感の話ではありますが。笑
というわけで、わっかけ式の、『"いいわけ" をせずに "説明" にする方法』でした。
怒られて説明しなきゃいけないとき、是非試してみて欲しいです。笑