親のタバコを拝借して喫煙し始めたのが18歳だった、ワタクシわっかけ。
1日数本の喫煙から、時間が経つほど徐々に増え、23歳時点で1日40本くらい吸っていました。けっこうヘビースモーカーな部類に入ると思います。
そんな僕ですが、現在はタバコは吸っていません。28歳の時に禁煙しました。
2020年現在は39歳なので、11年間禁煙を継続中です。
1冊の本を読んだだけで、禁煙できたんです。
アレン・カーの禁煙セラピー
アレン・カーの、禁煙メソッドをまとめた代表作『禁煙セラピー』(原題:The Easy Way to Stop Smoking)
本書は35か国語以上に翻訳され、世界で1,100万部というベストセラーとなっています。
ロンドン在住で、18歳の時からタバコを吸い始めたさんは、とてつもないヘビースモーカーでした。
その本数はなんと、1日に100本以上。
ご自身は1983年に禁煙に成功。以降は禁煙経験をもとに、世界41ヵ国で85ヵ所以上の禁煙クリニックを開設しました。
そして、禁煙のノウハウが凝縮した1冊、『禁煙セラピー』出版します。
喫煙に対する誤解が解ければ誰でも禁煙できる
- タバコを止めるということは、タバコの事を忘れて生きること。
- 禁断症状が出るからやめるのは難しい。
- 自分は好きで吸っているから問題ない。
- タバコの味が好きで吸っている。
多くの喫煙者はこんな誤解をしていると思います。
特に3番目の『自分は好きで吸っているから問題ない。』は、やっかい。
この意識が強いと、『タバコ止めたい』とすら思う事がなく、延々とタバコに騙され続ける人生を送る羽目になってしまう。
こういった誤解をあらゆる視点から丁寧に解いてくれます。
しかも、タバコを吸い続けながら読んでOKなんです。
なぜタバコを吸うのか?
本書では喫煙者を麻薬中毒者と同じだと言い切っています。
ニコチンはタバコに含まれる無色の油性物質で、依存性があります。依存するまでのスピードはどんな麻薬よりも速く、たばこ1本でも中毒になります。
タバコを一服するごとに肺から脳へ少量のニコチンが運ばれますが、そのスピードは血管に注入されたヘロインよりも速いのです。【禁煙セラピー】
法律的に合法か違法かで、世の中の事はジャッジされます。しかし合法だから全て正しいのかと問われ、YESと簡単に答えられるほど世の中は単純じゃありません。
タバコも合法なだけであって、麻薬より中毒性のある危険なモノ。これは揺るがない事実です。
何を隠そう僕も『好きで吸ってる。なにが悪いんだ』という思考を持って1日40本吸う人間でした。
タバコ = 好き = 必需品
を疑う事がなかった。
しかし幸運にも、自分の貧乏が『タバコやめてみたい』という気持ちを起こしてくれました。(切ない)
1日40本も吸ってりゃ1ヵ月2万円くらいの出費になるのです
ー自分が麻薬中毒と同じ状態なのかもしれないー
こんな考え方した事なかったので衝撃でした。
この視点を教えてもらって、『なんでタバコ吸ってるんだろう?』を自分の中で真剣に考えれるようになったんです。
今まで人生の味方だと思っていたタバコに、少しでも疑う気持ちが生まれました。
あとは読み進めるだけでした。
『もしかしたら止めれるかも?』
『タバコなしの人生なんてこわい』
『一生中毒で過ごすのか?』
ワクワクや不安やいろんな感情が入り混じりながら本を読み進めて行ったのを今でも鮮明に覚えています。
そして、本を読み切った時、僕は晴れてタバコを卒業することができました。
冒頭でも書きましたが、禁煙11年継続中です。
禁煙だけで人生変わったと思う。
この本について、ブログでどうしても書きたかったんですよね。
理由は、タバコの無益さを知ってもらいたいから。
僕、タバコやめてかなり人生の方向性が変わったと思うんですよね。金銭的にもメンタル的にも健康的にも。
それと、『読むだけで禁煙できる』事実を僕は知っているのに、『禁煙外来』とか行っちゃう人が、けっこう多いというのも・・・・・。
だって、本1冊1000円で、タバコ止めれるかもしれないんですよ?
今だと、タバコ2箱と等価くらいじゃないですか。じゃーまずこれ試そうよ。……っていう笑
あと、身近な人間の禁煙成功率がやたら高いのも理由の一つですね。
5人にこの本を勧めたら、5人とも禁煙成功してる。(今も)
なので、胸を張ってオススメできます。
そんなわけで今回は、タバコを止める書籍『禁煙セラピー』を紹介してみました。
タバコを止めたいあなた。タバコをやめさせたい誰かがいるあなたに、届きますように。。。