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【読書の技法②】しっかり記憶に残す読み方 [佐藤優]
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前回、本の内容をがっちり頭に入れるにはどうしたらいいか?本を速読するには?…を、『読書の技法』に書かれていたことをまとめてみました。

 

 

速読したければ、熟読して知識を増やせ!

……という事で、今回は熟読の仕方を要約していきたいと思います。

 

熟読の技法・大きく分けて3回読む

 

ざっくり、3回に分けて読みます。

 

熟読の技法
    • 1読 ~ シャーペンで本に印やコメントを書き込みながら読む。
    • 2読 ~ 書き込んだ箇所で、大事な箇所に囲みを作る。それを元にノート作成。
    • 3読 ~ 結論部分を3回読んだ後、最後に通して読む。

この3工程でもって、頭の中に叩き込む。

 

本は読んだら覚えれると思っていたフシが僕にはありまして・・・。

覚えるために読むを積極的にしないと、使える知識として身に付かない。

 

【1読目】・本に書き込みながら読む

 

① 本の真ん中くらいのページを読んでみる。

最初(掴み)と最後(結論)はその本にとって一番力が入ってる強い部分。反対に本の真ん中は弱い部分。

真ん中だけ摘まみ読みして、その本の水準を知る。

 

② シャーペン、2Bの芯、消しゴム、ノートを準備し、読む。

  • 重要だと思ったところに線を引く
  • 特に重要だと思ったらページを折る
  • わからない部分は『?』や、どうわからないかコメント書く
  • 線を引くか迷ったら、とりあえず引いておく
  • 初めての土地で地図を片手に目的地を目指すような緊張感持って読む

 

芯が2Bなのは、消しても本が汚れづらいから。そもそも本に書き込みたくなかったり、ページを折るのが不可の場合は付箋などで、代用する。迷ったために引き過ぎた線は、読み終えたら必要かそうでないかがわかるので、後から消せばいい。

 

【2読目】・本に囲みを作り、ノートに書き込む

 

③ 本に囲みを作る

1回目に読んだ時に書き込みをしているので、重要箇所はわかりやすい状態になっている。

その中で、特に重要と思った箇所を線で囲みを作る。

 

④ ノートに書き込む

線で囲った中で、

  • 『定義』『数字』『固有名詞』などに言及してる部分
  •   重要だと思うけど意味の分からない部分

をノートに書き写して自分の評価を書きこむ。

 

【3読目】・結論を3回読んで、最後に通読

 

⑤ 結論部分を3回読む

目次構成を頭に叩き込んで結論を3回読む。本の著者は結論を言いたいが為に本を書いている。ここに最大のエネルギーが注がれている。

 

⑥ 最後に通読する

最後に通して読む。

 

 

熟読の技法・アレンジもできると思う

 

熟読の仕方の要約をざざっと書いてみました。

『熟読の仕方』を、誰かに教えるように一人でエアー講師をしてみたところ、けっこういい感じに記憶に残っていて、説明しきることが出来ました。

この記事も、ノートを見ながら書いていますが、写しているというよりかは、書いた後に間違ってないかのカンニングペーパー的に使用しています。

 

インプットはちゃんと成功していました。

 

読書や勉強しても記憶に定着しなくて困っている方は、一度熟読法を試してみていただきたいです。

 

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