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『よくよく考えたらナシだわ~。お風呂篇。』真夜中の独り言 #333
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君は、他人のパンツを履けるのか。

 

温泉に行ったらね、おっさんが、

 

『カー、ぺっ!』

 

ってタンを通路に吐いたの。

 

(うわ。きったね。)

 

……と、思ったものの、公衆浴場ではそこまで珍しいことじゃないよなぁ……という感じがしたので、自分がそこ歩かなければいいや程度で、特に気にも留めなかった。

が、寝る前に思い返したら、(いや、やっぱあれ、ありえねえな。)と思って。

 

おっさんに対してありえない感情も、そうなんだけど、

(おれ、なんであそこまで気にせずスルーできたんだろう)

という疑問の方が引っかかった。

 

あ、いや、まぁ、風呂だから、なんだけどさ。そう。風呂だから。

 

いま、おれ、風呂にいる。……というだけで、いつもだと許せない例外がたくさん許容されていることに気付いてちょっと面白かったのですよ。

普段ならありえないが許容されているのを、ちょっと紹介してみることにする。

 

お風呂だから許容される不思議なこと。
  1. 見知らぬ人とハダカで横並び
  2. 他人の汗に触れる
  3. ふろ椅子に座るって事はさ……

 

2人用の座席に知らん人が座ってくると、(あー、来ちゃった)とか思うあれ。あの感情が、公衆浴場だと取っ払われる謎。

みーんなパーソナルスペースが至近距離でも平気になるの。不思議。(会話とかはないけどさ。喫茶店や定食屋で相席とか、嫌じゃん)

サウナなんて、みんな汗だくだくなのにめっちゃ至近距離でハコヅメ状態ではないか。

 

で、そう。汗だくと言えば、浴槽なんて、汗まみれなはずで。

見知らぬ同性の(おっさん率高め)汗とか、当然きっついじゃないですか。

もうすこし想像を膨らませると、

 

  • 2週間ぶりの入浴の人
  • 身体洗う前に浴槽に浸かる人
  • プラス、ケツの拭きが甘い人かも

 

そういう人たちと同じ浴槽内で同じお湯を共有して使って、浸かっているという可能性は否定できないわけだ。

 

通常通りのマナーで行くと、浴槽に入る前に身体洗うじゃない。

洗うのに、風呂の椅子に座るじゃない。生ケツで。

かけ湯はすれど、身体を洗う前にいすに座る人がほとんどだと思うんだよね。

でもこれさ、他人のパンツをそのまま履くのと大した変わらんほどの陰部の間接的密着だと思うわけだよ。

男子だとさ、間接的に、玉と玉がくっついてるのは認めなければならない事実なのだ。

やばい。書いてたら公衆浴場、きつくなってきたかも。笑笑

 

そんなこんなで、よくよく考えたらナシだわー。ありえねーわー。……とか思いつつ。

温泉わりと好きだから、気にせず行くんだけどもさ。

 

"温泉"というだけで、"まぁいっか力"が発揮されて、むしろ心地よいのが、不思議で面白いなーと思いました。

 

 


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