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『断る男になった日』 真夜中の独り言 #27
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サービス残業アレルギーになる。

 

一昨年。

 

上司Aに、『新しい担当を任せたい。よろしく』と言われたので快く引き受けた。

マニュアルも何もないので、資料を作りながらの作業。かなり時間かかったのです。

会社的に、時間外勤務削減しろと、すごく、すごくすごくうるさいので、仕方なく空気を読んで、5時間残業したうちの3時間はサービス、みたいな事をやってしまってました。上司Aもそれを把握していた。

それ以外にも日常の業務で時間外勤務は発生するし、突発的に休んだ同僚のフォローなんかもこなしていたら、時間外勤務がモリモリ発生していった。

 

ある日、36協定で定められている『年間360時間』の労働時間を越しそうになっているのが指摘された。

上層部は、一定の以上の時間外勤務の職員をリスト化して問題視していたからだ。

 

そこで、上司Aが僕に放った言葉は、

 

『君は自ら時間がかかるように仕事をしている。自分がキャパオーバーと感じたならば、他に仕事を振るとか手はあっただろう。いいか、ここから3ヶ月、360時間以内に収まるように自分で調整しろ。わかったな。』

 

もう、驚きを通り越して無感情になった。あなたの期待に全力で応えるべく頑張った結果がこれである。

全部あんたの指示で動いて応えた結果なのに。性格に難がある人なのはわかりきってたけど、ここまでクソ野郎だったとは。

 

自分が頑張れば、上司Aの同僚にしている横暴さを少しは軽減できるように立ち回って、職場の雰囲気が少しでも良くなれば。…そんな思いもあった。が、もうどうでも良くなりました。

自分の所属部署は転勤が無い。上司Aは40代だし、まだまだ居続ける。出世を狙って立ち回ろうにも給料多い順からリストラ対象になって早期退職を求められるような状況だし、グッと堪えてこの先も頑張るメリットが、どこにもない。

 

なんか吹っ切れたので、

 

  • 『断る男』
  • 『反論する男』
  • 『上司Aとは雑談しない男』

 

になりました。

 

雑談していると、仲良くしてると勘違いされる。仲が良いと思われていると仕事振られる。故に、雑談はこちらからは一切しない。業務内に終わる見込みが無ければ、きっぱり断る。なかなか難しいけど、コツがある。断り方と、断る理由を決め打ちすると、成功率は跳ね上がります。そして、勝てる論戦には積極的に反論してます。違うのは明白だ。…でも空気読んでこっちでやらないと・・・。という意識は捨てた。

 

結果、無茶な仕事を押し付けられなくなったし、時間外も調整できた。上司Aとの会話も少なくなってストレスも(少し)軽減。サービス残業もしない。

 

なので、メンタル的に、幾分かはマシな会社生活になりました。

 

 

『はい。はい。』とイエスマンでお疲れの方。

けっしてオススメできる立ち回りではないけれど、ホントに限界が来る前にちょっと試しに自分を変えてみたら、気分転換とか、新しい発見とかあるかもですよ。

 

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