pickup
サブスクのせいで音楽がただのBGMになった話。【真夜中の独り言 #28】
スポンサーリンク

 

探求心は上がるけど、執着心は下がった

 


こんなツイートをしました。見返してみると、ずいぶん乱暴な物言いだなw……。まぁー、いつもの事ですかね(;´・ω・)笑

はてさて。

 

Spotifyを有料会員になって3ヶ月経ちました。

こんなにがっつりと音楽サブスクを堪能するのは初めてのことでドキドキしておりましたが、3ヶ月もやってりゃもう、日常です。慣れました。

 

CDを3000円で購入して耳に穴が空くまで聞き倒す。……という昔ながらの楽しみ方が染みついているTHE・昭和な男なのです。この基本的な行動基準がぶっ壊れました。

 

  1. 好きなアーティストを聴く
  2. 新着アルバムから選ぶ
  3. ヒットチャートを垂れ流す

 

……という、大きく分けてこの3パターンが僕のSpotifyの使い方です。

 

広く浅くになりました。

『いや、そんなん自分のさじ加減やろがwww』…というツッコミが聞こえてきそうですが、それができないんですよ。好きなアーティストのを集中して聴こうにも、聞いたことないアルバムがあったら聴いてみたくなるのであっちもこっちも。新着アルバム聴いても、あっちの新曲も気になるし、そっちも気になる。

なんせ、いろんな曲を全部フルコーラスで聴けるんだ。貧乏根性が完全に悪い方向に働く。

 

結果、一枚のCDを聞き込むという、狭く深くな楽しみ方をやらなくなりました。

 

これって、熱狂的なファンを作りづらい構造なんじゃないかな、と、思ったりしたんです。

話題になった曲なんかは一気に名が売れて、瞬く間に共有されるという即効性はあるけれど、執着心は生まれづらい……という感じ。

 

ヤバイTシャツ屋さんっていう大好きなバンドがあるんですけど、一番最近発売されたアルバムは購入してないんです。サブスクで聴き倒してやろうという算段だったんですが、全然聴いてない。たぶん2周くらいしか聴いてない。

あんなに楽しみにしていたのになんでかなぁーって思ったんですよね。

 

『これは、、、、サブスクの大きなフィールドにオレの貧乏根性が悪く引き寄せられて無理に過食雑食しておる!!!!』………と思って。笑

 

 

『お前の問題やんけ!!!!』

 

……ってね。はい、そうです。

しかーし、僕と同じ感覚の人、そんな少なくないと思うんですよ。

 

LIVEに足を運んでグッズを買いまくるのって、熱狂的なファンなわけじゃないですか。

 

  1. 熱狂的になりづらい音楽シーン
  2. アーティストの価値が下がる
  3. 集客が減る
  4. 収入が減る
  5. 目指す人が減る
  6. 音楽シーン沈む

 

てな感じで、全体で長期的に考えると、あまりよくない方向に進んで行ってるのかなぁ……なんてボンヤリ思ったので記事にしてみました。

 

まぁ、個人的にはお得の極みなので、なんの問題も無いんですがw

 

妄言として打開策を言ってみると、アーティストはサブスク提供を止めて、アルバム1枚500円くらいで買えるようにしたらいいと思うの。(DL版500円、円盤1000円とか)

どうせCD売れない時代なんだから、ここは思い切ってめっちゃ手に取りやすい価格にしてしまう。

流通しやすい、気軽に買える価格。

はい、妄言です。すみません。

 

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事