運動会は子供たちのもの
運動会がコロナ禍で縮小開催になって、ラクで良いわ!……というツイートが流れて来たのでリツイートした。
一理ある。一理あるのです。
今年の運動会まとめ
・半日だからお弁当いらない
・テントやシート禁止だから場所取りしなくていい
・親は我が子が出てる時間だけ見て入れ替わるから空いてて見易い
・各学年2競技ずつでまとめてやるから進行が把握しやすい
・PTAも準備や片付けの手伝いなし毎年!これでいいです!!!
— なのふな (@nanofunya) October 11, 2020
でもなぁ。
子供の立場で考えると、正直微妙。
なぜなら、自分自身が小学生の時、運動会をこよなく愛していたからだ。
一日がかりで紅白に分かれての競争。
長ぁーい戦いを精一杯にがんばって、勝利に向かって全員でひた走るのである。
小学生だった自分が、コロナ禍だからと短縮運動会になってあっさり終わりを告げたら。。。
それはもう、悲しいという言葉以外出てこないだろう。
今年の、うちの子供たちが通う学校の運動会はこんな感じだった。
- 平日開催
- 1時間目は1年生……みたいに学年ごとで完全に分ける
- 競技してない学年はその間普通に授業
- うちの子ども達は、3時間目、6時間目が運動会
僕の視点から物を言うと
『そんなんもう、やめちまえよ』
だ。
通常授業の1時間だけが運動会とかどんだけよ!!それ体育やんけwww
……というのが僕の持った率直な感想。
でも、子供たちの感想は違ったんですよね。
『楽しかったよー!』……と。
そうだよな。運動会って、小学生からみれば一大イベント。
『日本の小学生は運動会と言う一大イベントがある』
……これが日本人の常識になっている限り、彼らの期待感とかワクワクは無かった事にはできないのだ。
まして、小学生は6年制。翌年、『去年楽しかったあの運動会』を知っているのは2~6年の、5学年の児童。
この大きな意識は、どうしようもないくらい、デカい。
なので僕は運動会を、安易に短縮したり、無くしたりしていいもんじゃないんだな、と、強く思った。
親目線からすると、すっごいめんどくさいんだけどさ、運動会。
ちなみに、僕は今年の運動会は行けませんでした。
平日だったから、普通に休めませんでした。あーあ。
行けなきゃ行けないで残念な気分になるの。わがまま。
タダ働き前提の仕事の割り振りやめませんか?
ずーーーーーーーーーーーっと思ってる事があるんですけど。
どうして保護者はタダ働きなのだろう?
ここからは、PTA役員が大変過ぎるという知人の話を聞いた上での事を書く。
学校行事や、細々としたイベントは、保護者の手伝いがないと成り立たない部分が随分ある。
なんでぶちぶち文句言いながら(心の中で)も頑張るかというと、そういうものだから。ただそれだけ。
保護者には6年間の間で何らかの係に一度は携わらなきゃいけないルールとかあるんですよ。
『共稼ぎだから時間が取れない』…は通用しない。
日本の社会っていうのは、子供が熱出しても休みにくいという労働環境が多数だと勝手に思っているので、『学校の役員会議なんです。休みたいです。』とか、言えねーよwww
って人がほとんどだ(決めつけです)
そんなこんなで、1年を通しての保護者への仕事の丸投げちょっとひどくねえか?
……と、個人的に思っている。
それ、学校の人間がやらなきゃなんじゃね?…と思ったりする部分も多々ある。
悪しき習慣だよなぁー、と。
- 日当を出してバイト制にする
- 保護者の役員を年間契約する
- 外部バイトを雇う
とか、どうだろう。
自分で言っておいてなんだけど、外部の人間が見知らぬ業者とかバイトは嫌だな。
ようわからん人間が子供たちが近くで接するの微妙だ。
保護者がやるって、見えない信頼感……ある程度の安全性が担保されるものね。
じゃ、やっぱり、PTA役員なり、お手伝い保護者さんには、ちょっとした謝礼金くらい出したらいいのになー、と、思ったりしてます。