減らすんじゃなくて、増やす方向でお願いしたい
女性用トイレが減る方向に世の中が動いている……のか?
「女性用トイレが消えた」
「こういうトイレ増えている?」女性たちがSNSに不安な胸の内をこぼし、物議を醸しているのは、東京・荒川区内の屋外公衆トイレ。
【画像】女性専用トイレが…ない?男性専用はあるけれど…東京・荒川区の公衆トイレ半数以上でこのようなことになっている(全12枚)
現在、荒川区が管理する屋外公衆トイレ82カ所のうち、53カ所で“女性専用”トイレがないというのです。
なにが起きているのか。
理由としてはいろいろと並べられると思うが、根底にあるのはこれなのかな。
公共トイレに何が求められているのか、大手住宅設備メーカーの日野晶子さんらが調査したところ、「性自認がどちらでもない」とか「生まれたときに割り当てられた性別のトイレを利用することに抵抗がある」という人たちにとって、「男性か、女性か」を選ぶ必要のないバリアフリートイレはニーズがあることがわかったそうです。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな考えがある。
多様性を受け入れよう!……な風潮はわりと最近あって、それが大事なのもわかる。
……んだけど、実際にどこまでやるのか……みたいなところが。
多様性を受け入れるって、一見正しい事のように聞こえるけど、実際やると何が起こるかっていうと、
大勢が我慢して少数に合わせるという状態になると思うのです。
多様性の為に多数派が損をする世の中ってのもどうなのかなって、正直なところ思いはするじゃない。
なんだかなぁ……と。