100年読み継がれる世界的ベストセラー。お金の名著が漫画化!
……ということで、『バビロン大富豪の教え』という本を読んでみました。
著者・ジョージ・サミュエル・クレイソン
クレイソンは、2つの会社を起業し、クレイソン・マップ・カンパニー・オブ・デンバー・コロラド (Clason Map Company of Denver, Colorado) とクレイソン・パブリッシング・カンパニー (Clason Publishing Company) を興した。クレイソン・マップ・カンパニーは、合衆国とカナダの道路地図を最初に刊行した会社だったが、世界恐慌を生き延びることはできなかった[2][3][4]。
ジョージ・クレイソンは、倹約や金銭的成功についての一連の情報パンフレット類の著作家として最もよく知られている。彼がそうしたパンフレットを書き始めたのは1926年で、古代のバビロンを舞台とした寓話が語られた。銀行や保険会社が、彼の寓話を広めるようになり、その中でも最も有名になったものが著書『バビロンの大富豪 - 古代の人々の成功の秘訣 (The Richest Man in Babylon - The Success Secrets of the Ancients)』にまとめられた[5]。彼は、「まずは自分自身に支払え (Pay yourself first.)」というフレーズを定着させた、最初の人物とされている[6]。
クレイソンさん。
今風に言うと、やり手のコンサル的な感じ?
長きにわたり多くの人に愛されるお金の本。これを漫画にした本作。(重要なところは活字でした。笑)
バンシル少年が『お金を稼ぐ』を体当たりで挑む
貧しい少年が、大富豪と繋がりを持ち、お金を稼ぐ術を学んでいくというストーリー。(学ぶ言うてもいきなり冒頭から3年間、一人旅に出るけど。)
昔も今も、お金を稼ぐ根本の考え方は同じ。これが本書の基本的な立ち位置。
少年バンシルは、大富豪アルカドに、『黄金に愛される7つ道具』授かり旅に出ます』
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資産にせよ
答えは、『お金持ち』じゃないと金持ちになれない
まず、『元手』が必要。『土台となる資金』…これが無いと、なにも始まらない。
1、収入の十分の一を貯金せよ……は、土台作り。
土台を作ったら、いかに、『お金を働かせるか』
働かずにお金を生み出すシステム。……これこそが重要。そして、お金に対する考え方や意識が、『その場しのぎ』で毎日をやりくりしてると、それ一生続くの確定しちゃう。
…………と、読んだ感想をまとめちゃうと、けっこう普通の事書いてるんだな。……という感じだけど、その、普通の事ができていないという事実。資産運用なんて考えた事なかった自分にとっては、目からウロコの内容だった。
お小遣いをコツコツ貯めて、去年パソコン買ったんだけど、それをもっと長いスパンで考えればいいのかな、と、思いました。
まとまったお金を資産運用して、『お金を働かせる。』
ちょっと考えればすぐわかることなのに、言われてハッとする。
年に1%の配当がもらえる投資先に、10万円入れると1千円。1000万入れておくと10万円。1億入れておくと100万円。
すっごい当たり前な事なのにな。
時は金なりがエグイのよな。
本書を読んで、僕が持った感想です。
なぜかいつもいつもお金ギリギリだわ。なんとかしたい。
こんな人は、お金に対する違ったアプローチを知れるので、ためになるかも。
僕は、読んでよかった。今は変わらず貧乏だけども。……というか、今度、漫画じゃないほうの同タイトルも読んでみようと思います。
うし。がんばる。目指せ金持ち。笑