ヤンキー漫画だと思ったらタイムリープものだった。
アニメ化や映画化で話題の東京リベンジャーズ。ついに僕も我慢できずに漫画読み始めました。
ろくでなしブルースや、CUFFSカフス-傷だらけの街-的なヤンキー漫画と思って読み始めたら、『時をかける少女』的な、時間跳躍のテイストが見事にハマってる良作だった。驚いた。
ヤンキー×タイムリープ って、新しいなと思いました。
レンタルビデオ屋でバイトする主人公、花垣武道(26歳)はある朝のニュースで、中学生の時付き合っていた彼女と、その弟が死んだことを知る。
しかし、旧友と連絡を取ったり、駆けつけたり、そういった行動は一切なく、タケミチは日常の生活サイクルのまま行動します。
10年以上もの月日の中で、疎遠になってしまった模様。
バイト先では年下の店長にバカ扱いされ、童貞なのを気にし、人生の間違いはどこだったのかと、駅のホームで肩を落とすタケミチ……。
次の瞬間!!
駅のホームに突き落とされ、
……死……っ!!!!
タケミチ君。12年前にタイムリープしてしまいました。
金髪にボンタン。なかなか気合の入ったヤンキースタイルです。
登場人物
本作の主人公。1991年6月25日生、身長165センチメートル(過去)、血液型A型。バイクはCB250T(バブ)。タイムリープ前はボロアパートに住み、毎日頭を下げる最低な日々を送るダメフリーターだったが、ある日中学2年時に交際していた橘 日向が「東京卍會」の人間に殺され、自らも何者かに電車のホームで突き飛ばされ、殺されかけたことがきっかけでタイムリープに目覚める。
本作のヒロイン。1991年5月21日生、身長153センチメートル(過去)、血液型A型。武道が好意に持つ女性で、武道が中学2年生時に交際していた彼女である。タイムリープする前の現代では「東京卍會」の抗争に巻き込まれ弟の直人と共に死亡していた。1回目のタイムリープ時ではほぼ拉致状態で遊びに付き合わさせた万次郎にビンタを喰らわすも恐怖心を抱きながら好きな人を守る勇気を見せた。
日向の弟。タイムリープする前の現代では日向と同じく死亡していた。しかしながら1回目のタイムリープ時にカツアゲされているところを偶然武道に助けられ、武道から7月1日に日向と自身が死亡すること、7月4日に武道が何者かによって殺されることを伝えられ、当時オカルトを信じ込んでいたため真に受けたことがきっかけで武道を助けることに成功。このことがきっかけで刑事になる夢を持つ。その後半ば監禁状態で武道に「東京卍會」について教え、万次郎か稀咲を過去で殺すことを依頼しタイムリープさせる。
タイムリープのカギは、ナオト
電車に轢かれて死ぬ直前の走馬灯を見ていると思っているタケミチ。
その日は、ヤンキー仲間と渋谷三中の2年をボコりにいったら3年が出てきてボコられ、『東京卍会』の兵隊に強制的に入れられてしまった日だった。
- 最良の日々と地獄の日々の分岐点だった
- 卒業と同時に逃げ出して仲間と疎遠になった
- なにもうまく行かなくて謝り続ける日々
- ヒナタを殺すのは12年後の『東京卍会』
いろんな事を思い出すタケミチ。
そんなとき、ふと頭をよぎったのは橘ヒナタ。
『橘って……、どんな顔してたっけ?』
橘ヒナタに会いに行くことで、分岐するタケミチの運命。
ヒナタに会ったあと、不良に絡まれてる少年を助けたら、ヒナタの弟、ナオトだった。
タケミチはナオトに言う。
『お前も一緒に死ぬんだ』
『2017年7月1日』
『この日を覚えとけ!ナオト!』
『そんで姉ちゃんを守ってくれ!!』
ナオトと握手したタケミチは、心臓の音が高鳴って、見知らぬ場所に移動していた。駅の医務室だった。
そこにタケミチの目覚めを待っていたのは、
橘 ナオトだった。
12年前のナオト少年は、タケミチが言い残して言った事を信じて行動し、生存。
しかし、ナオトの頑張りも虚しく、ヒナタ死亡は変わらなかったとのこと。
ナオトと触れる事で"12年前の今日にタイムリープできる"を見つけ、二人はヒナタを救うために奔走する。
ホームに落ちたタケミチをナオトが救えるのはおかしい問題。
ニワトリが先か、卵が先か的な疑問なんですけど。
タケミチが電車に轢かれる寸前にタイムリープして12年前に飛んだ。
タケミチにタイムリープ能力があるのは確定事項として、発動のトリガーは『ナオトと握手』なので、初回のタイムリープはナオトに助けられた時に手が触れたとかなのかと思っていて。それだと、ナオトが生存していない状態でナオトが助けに来てる事になって、???????……だ。
しかし、タイムリープ発動は毎回握手だし、なぜなのだあろう。初回だけ握手なしで能力発動したということなんだろうか?……うーーーん、謎。
ここらへんの問題ってそのうち作中で明らかになったりするんだろうか?
……ここ、スッキリしたいなぁ。笑